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自治体の皆さまへ

地域の身近な相談相手 知ってください「民生委員・児童委員」のこと

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和歌山県紀の川市

5月12日は、民生委員・児童委員の日です。12日~18日までは「活動強化週間」とし、民生委員・児童委員の存在やその活動について、一層の理解促進を図るための期間です。地域の人たちの身近な相談相手となって、生活や福祉に関するさまざまな相談を受けてくれる民生委員・児童委員は、支援を必要とする人と市や専門機関とをつなぐ役目をしています。困ったことがあれば、気軽に相談してください。

■民生委員・児童委員とは?
厚生労働大臣から委嘱された非常勤の地方公務員で、地域住民の立場に立って福祉全般に関する相談・支援活動を行うボランティアです。任期は3年で、再任も可能です。
また、民生委員・児童委員のうち、特定の区域を担当せず、子育てなどに関する支援を専門に担当する主任児童委員がいます。

■どんな活動をしているの?
地域の福祉に関する幅広い活動をしています。たとえば、高齢者や障害者のいる世帯や子どものいる世帯、ひとり親家庭などを訪問し、世帯状況やニーズを把握します。さまざまな相談に応じ、それぞれのニーズに沿った福祉サービスの情報を伝えたり、市や関係機関につないで支援します。

■どんな人がなっているの?
地域の実情をよく知り、福祉活動やボランティア活動などに理解と熱意がある住民の人です。自治会などから推薦されます。

■どんなことを相談できるの?
介護の悩み、妊娠中の心配事や子育ての不安、虐待やいじめなど、生活の中で気になることをなんでも相談してください。相談者の立場に立って親身に話を聞きます。

■相談内容を誰かに知られない?
活動上知った情報については、法律上課された守秘義務がありますので、ほかに漏れることはありません。委員退任後も同様ですので、安心して相談ください。

▽地域福祉の担い手は、地域に住む皆さん自身です
地域福祉では、民生委員・児童委員や自治区の役員などの特定の人だけでなく、「みんなでふれ合い・支え合い・助け合う」ことが大切です。まずは自身や家族で地域の行事などに参加することから始め、次のステップとして参加しようか迷っている近所の人を誘うなど、徐々に地域のつながりの輪を広げ、地域のみんなで、より住みやすいまちをつくっていきましょう。

※民生委員を名乗る不審電話に注意ください。
高齢者宅に「民生委員」を名乗る人物から、世帯構成などを聞き出そうとする電話がかかってくる事案が全国各地で発生しています。民生委員が、電話で個人情報を聞き出すことはありません。
住所や氏名などの個人情報や家族構成を安易に教えず、怪しいと感じたら氏名を尋ね、1人で判断せずに電話を切って市役所に当該委員が実在するか確認ください。不審な電話や訪問には、十分に注意ください。

お住まいの地域担当の民生委員・児童委員の氏名・連絡先は、社会福祉課または最寄りの支所へ問い合わせください。

問合せ:
社会福祉課【電話】77-2511(本庁2階)
粉河支所【電話】73-3311
那賀支所【電話】75-3111
桃山支所【電話】66-1100
貴志川支所【電話】64-2525

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