まちの話題 TOPICS

45／48

■いつまでも安心して住み慣れた地域で暮らすために
5月20日、貴志川町岸宮地区でボランティアグループ「岸宮ふれあい見守り隊」の活動が行われました。見守り隊は、住み慣れた地域で安心して暮らしてほしいとの思いから、岸宮地区の老人クラブ「はとばクラブ」が中心となり令和4年に発足。地区内に約130人暮らしている65歳以上の1人暮らしの高齢者や85歳以上の高齢者のみの世帯を週に最低1回の頻度で見守っています。見守り隊の平均年齢は約83歳で、最高齢は91歳の2人が活動に参加。夜間の照明の確認や散歩ついでの見守りなど、見守られる側と見守る側の両者が負担にならない範囲での見守りを大切にしています。
「庭の花を見ながらたわいもない会話をする程度ですが、元気な顔をみるとこっちまで元気になります」と話すのは見守り隊のメンバー谷口八重子さん。見守り隊の活動はメンバーにとっても生きがいや健康維持につながっています。活動内容やノウハウを教えてほしいと問い合わせがあり、他の地域にも広がりつつある見守り隊の活動。会長の坊俊治さんは「見守りの活動は地域が中心となり動いていくことが大切。他の地域にもどんどん広がってほしい」と話してくれました。

・月に1度行われる見守り隊の会議では、活動報告や情報共有などを実施。高齢者の被害が多い特殊詐欺から身を守るため、近隣で発生した詐欺の事案など、さまざまな情報を共有しています。
また、困りごとなどを相談する場としても効果的に活用しており、メンバーがひとつになり問題解決に努めています。

「岸宮ふれあい見守り隊」の活動に興味がある人は、高齢介護課まで問い合わせください♪

問い合わせ：高齢介護課
【電話】77-2511(本庁2階)

■西帰浦市からの交流職員강문규(カンムンギュ)です
姉妹都市である大韓民国西そぎぽ帰浦市の国際交流員として、강문규(カンムンギュ)(姜文珪)さんが企画部地域創生課で3月から勤務しています。
カンさんは、「趣味は水泳とピラティスです。紀の川市は自然豊かな環境で、人の温かさが感じられ、魅力にあふれています。これからもっと紀の川市の文化や魅力を知って、西帰浦市へ戻った際には多くの人に紀の川市の素晴らしさを伝えていきたいです」と話してくれました。

■ハス日記2024　Vol.1～平池緑地公園～
初夏の平池緑地公園を訪れる人たちの目を楽しませてくれる大賀ハスとベトナムハス。大賀ハスは、古代から蘇よみがえった古代ハスとして知られており、ベトナムハスは、日越友好の証としてベトナムから分根されたものです。4月中旬には、可愛らしい小さな葉がぽつぽつと増え始め、5月に入ると、葉が大きくなり、少しづつ立ち上がり始めました。6月中旬には厳かで美しいピンク色の花が咲き始めます。この機会に鮮やかな色彩をぜひご覧ください。

■門前の旧旅館で映画を満喫
4月27日、粉河とんまか通り周辺の活性化の拠点として改修を進める旧旅館「三笠館」のウッドデッキで粉河とんまか映画祭が開催されました。粉河を舞台に撮影された映画「ふるさとをください」やシティプロモーション事業から誕生した「きのかわ市民クリエイター養成塾」のメンバーが制作した作品を上映。参加者は「三笠館に明かりが灯るとまち全体が明るくなった気がする。ここを中心に昔のように元気なまちになってほしい」と話してくれました。

■言葉の壁を越え、広がる交流の輪
5月12日、外国人住民への情報提供や地域住民との交流を目的としたイベント「ゼロエンマーケット」が開催されました。寄付で集まった食器や服などを手に取りながら「その色似合うよ」など、笑顔でコミュニケーションを取る来場者たち。ほかにも、お手玉や中国の伝統的な遊び「ジェンズ」といった日本と外国の遊び体験や外国人向けの相談会、救急法ミニ講座、スポーツなども実施され、外国人と地域の人との交流の輪が広がった一日となりました。