■増田博(ますだひろし)さん(89)
和歌山県文化財研究会なが@打田支部
和歌山県文化財研究会ながは、平成10年の結成以降、文化財の保護と活用に関する知識や情報を共有するため、さまざまな活動を行っています。結成当初から参加し、平成26年から始まった古文書講座の講師を務める増田さん。
「古文書を通して、その背景を知ることで、大昔のことを身近に感じることができます。学校では学べない地元の歴史が学べます」と魅力を話します。「自分たちの住む地域の文章を読むことで、先祖がどう考え、どう生きてきたかがわかります。古文書の所有者の中には、価値がわからずに処分してしまう人もいるので、この講座が保存のきっかけになれば嬉しいです」と話してくれました。
代表の長谷正紀さんは「文化財を通して親睦を深めることができます。若い人にもぜひ参加してほしいです」と笑顔で話してくれました。
▽和歌山県文化財研究会なが
現在約110人が所属し、年2回の講演会や研究発表会、文化財めぐりなど、精力的に活動中です。また、毎月第1水曜日に打田生涯学習センターで古文書講座を開催。講座は会員外の人も参加可能です。ぜひ、見学に来てください。
問い合わせ:打田生涯学習センター
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紀の川市文化協会では、さまざまなクラブやサークル活動を行っています。
くわしくは生涯学習課(【電話】77-2511 本庁4階)または各地区公民館へ問い合わせください。
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