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自治体の皆さまへ

年頭のごあいさつ

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和歌山県紀美野町

■紀美野町長
小川 裕康

あけましておめでとうございます。
町民の皆さまには、輝かしい新年をお迎えになられましたことを心からお慶び申し上げます。
平素は町行政の推進に多大なご支援、ご協力を頂き厚くお礼申し上げます。
昨年は、自然の脅威による甚大な災害に見舞われました。60年ぶりと言われる1月25日・27日の大雪は、山間部の集落を孤立させ、命の危険を感じる事態となりました。
6月2日の台風2号と線状降水帯発生は、私がこれまで経験したことがない短時間による豪雨でした。河川水位が急上昇し、河川氾濫、家屋浸水・倒壊、土砂崩れや倒木による道路寸断、田畑の崩壊等、町内のいたる所で災害が発生し、被害件数は800件を超えました。被害に遭われた方、未だ復旧に苦慮されている方々に、改めて心からお見舞い申し上げます。
この災害で、延べ700人を超える災害ボランティアの皆さんにお力添えをいだいたことに衷心より感謝申し上げます。この災害を教訓として、後世に繋ぐとともに今後の対策をしっかり行ってまいります。
嬉しいこともありました。3月に国道370号の大角三尾川大橋を含む延長約2.7kmが完成したことは大変嬉しいことでした。地域の皆さまをはじめ多くの方々が、安全で快適に通行できるようになり、緊急時の輸送時間の短縮や観光振興など地域活性化に繋がるものと大いに期待しております。
5月には新型コロナウイルス感染症は5類へと移行し、町に賑わいと活気が戻ってまいりました。11月26日には4年ぶりに「農林商工まつり・柿の市」を開催し、こどもから高齢者の方々まで多くの皆さまで賑わいました。
また、12月10日には第18回ふれあいマラソン大会を開催しました。近畿各府県、遠くは茨城県からの参加者もおられ、雲ひとつない晴天のなか、ランナーの皆さんはふれあい公園を颯爽と駆け抜けていました。
また、大切な水を作る下佐々浄水場施設の更新工事も順調に進んでいます。町民の皆さまの生命と財産を守る拠点となる消防庁舎の新築工事(令和7年3月完成予定)も始まっています。
今後も、町民の皆さまが安心して紀美野町で暮らせる施策や子育て支援策などを積極的に展開し、笑顔あふれる町をめざしてまいりますので、温かいご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
結びに、本年が皆さまにとって希望に満ちた素晴らしい年となりますことを心よりご祈念申し上げ、年頭の挨拶といたします。

■紀美野町議会議長
美野 勝男

あけましておめでとうございます。
皆さまには、新しい年の幕開けを心健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
また、日頃からお寄せいただいておりますご支援とご協力に対し、深く感謝とお礼を申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、三月には国道三七〇号において、大角地区・赤木地区間が供用開始となり、これにより交通ネットワークがさらに強化され、物流の効率化や地域間交流の活性化はもとより、この道路が周辺地域の社会的・経済的発展に大きく寄与するものと期待しているところです。
その一方で、六月には当町において初めてとなる線状降水帯が発生し、経験したことのない大雨により甚大な被害を受けました。自然災害の脅威を感じながら、毎年のように災害対策や支援体制の見直しと充実強化が必要不可欠となっています。
新型コロナウイルス感染症については、位置づけが五類感染症に移行されたことに伴い、町内の各種行事、イベントが再開し、地域においても交流と活気を取り戻し始めた一年でもありました。
議会におきましては、昨年四月の町議会議員一般選挙に伴い、新人議員二人、元職議員一人を迎え、十二人の議員で議会活動がスタートしました。全員が心新たに本町の抱える多くの課題について町当局と真摯に向き合い、地域活性化や福祉向上のため邁進してまいります。また、広報機能の充実を図るため、新たな取り組みとして議会に関する情報を発信する手段として、議会公式フェイスブックを開設しておりますので、ぜひご覧いただき、町議会を身近に感じていただければ幸いです。
今後も開かれた議会をめざし、議会改革・活性化に取り組みながら、議事機関としての役割を果たしてまいる所存ですので、一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、本年が皆さまにとりまして幸せで実り多く、大いなる飛躍の年となりますことを心よりお祈りし、年頭の挨拶といたします。

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