18年前にきみの定住を支援する会の移住支援を受けて紀美野町に移住された中島夫妻を取材しました。中島夫妻はポメラニアンのブリーダーをされており、様々な大会を制覇し日本一に輝いています。しかし、日本一までの道のりは決して平坦なものではなかったと話してくれました。
◆移住してきたころの様子について
「初めは手元に3,000円しかなく、月1万円の農業倉庫で毎日オートキャンプみたいな生活だったんです。ブリーダーに対して良い目もされなかったんですよ(笑)。」しかし引っ越してきた以上、溶け込まないといけないと思い、積極的に挨拶や地区の活動などに加わった結果、徐々に応援されるようになったそうです。
◆移住先に紀美野町を選んだ理由について
「犬も人間と同じなんです。外に出て陽の光を浴び、おいしい水と豊かな自然の中でのびのび育つ、そうして育ったうちの子たちはとても丈夫です。気持ちも強く大会で大型犬が隣に並んでも絶対にひるんだりしません。」豊かな自然環境に魅力を感じ、紀美野町に引っ越してきたと語ってくれました。
◆実際に住んでみてどうですか?
「ここはすごく不便なんです。コンビニもスーパーも遠いし、買い物は通販で済ませたりします(笑)。でも、本当にのびのびしてて自由なんです。きみの定住を支援する会や周りの方々に支えられ、ここまで来られたことに感謝しています。少しでも恩返しができればという思いで、うちの子たちの名前には“きみの”を入れて世界にPRしてるんです。写真のポメラニアンは“きみのjpスペースバトルシップヤマト2”です。」と語ってくれました。
◆これからの目標について
「挑戦はまだ始まったばかりです。努力は報われると信じています。日本一の次は世界一をめざします。」
問合せ:総務課
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