■変わり種の土星
—研究員 硲間拓郎—
昨年の9月号で、土星の環が一旦見納めになるという記事を書きました。
今年・来年は土星を横から見るため環がほとんど分からず、上空の大気の状態によっては、串にささった団子のような姿に見えるかもしれません。
「環がほとんど見えない土星」は15年毎に起こる現象で、この機会を逃すと次は2039年まで見られません!12月になると、土星の高度が下がり、高倍率での観望が難しくなるので、今月中にぜひレアな土星を見に来てください。
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