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自治体の皆さまへ

紀美野町で頑張る人を応援しますVol.12

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和歌山県紀美野町

■国内外のこどもたちから学ぶ新たな発見
紀美野民泊協議会
会長 今別府 寛詞さん

平成25年に誕生した紀美野民泊協議会。今回は、令和5年度から会長を務められている今別府さんにお話を伺いました。

◆民泊は「いつもの生活」を体験するもの
民泊とは、里山の暮らしの中に、家庭の一人として、「いつもの生活」を体験するものだと考えています。一般的なホテルではできない経験を得られる「民泊」に、私も興味があり移住後、令和3年から民泊の受入れをはじめました。

◆「紀美野民泊協議会」について
現在、紀美野民泊協議会の受入れ家庭(会員)は19家庭あり、宿泊営業許可を受けている家庭とそうでない家庭があるため、こどもに限定して受入れを行っています。国内外の学校から、教育旅行としてこどもたちが紀美野町を訪れ、コロナが明けた令和5年度からは、海外の学生の割合が多くなっています。
令和5年度は、台湾、マレーシア、中国から合計266人もの方を受入れ、初めは言語面で特に苦労しましたが、スマートフォンの翻訳アプリなど自分たちでできる工夫を通して、楽しく交流を行っています、。

◆受入れ側にもさまざまな学びがある
民泊に来てくれた子たちは、5人前後に分かれ、それぞれの受入れ家庭へと向かいます。受入れ家庭では、農業体験や薪割り、習字、浴衣の着付け体験、晩ご飯作りなど日々の生活を一緒に体験することで、紀美野町での暮らしを体感してもらいます。
こどもたちと過ごす中で、国内外問わず大人の私たちも新しいことに気づかされることが、一番の楽しみかもしれません。
今後、国内の学生をもっと受入れたいと協議会では考えていますが、受入れ家庭が足りていません。現会員の中でも受入れ回数はそれぞれで、その家庭にあった受入れ方ができるので、興味のある方がいらっしゃいましたら、一緒に受入れをしてみませんか。

◆読者に一言
活動に関心がある、気になるという方は、ぜひ事務局(まちづくり課)までご連絡ください!
【電話】489-3462
受入サポートのスタッフも募集しています。

●プロフィール
・紀美野民泊協議会
平成25年4月発足、現在19の受入れ家庭(会員)が所属
事務局(まちづくり課内)
【電話】495-3462

・今別府 寛詞(いまべっぷ ひろし)さん
田舎で民泊がしたいと夫婦で移住。
令和3年に「本と木もれ陽の宿うたたねびより」を開業され、令和5年度から協議会の会長を務められています。

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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