■紫金山・アトラス彗星の接近
—研究員 硲間拓郎—
最近、天文業界ではある彗星が注目を浴びています。「紫金山・アトラス彗星」と呼ばれるもので、この秋、肉眼で見られるくらい明るくなるのでは?と期待されています。
今はまだ太陽から離れていて暗いですが、天文台の大型望遠鏡を使って撮影をしたところ、尾が伸びていることも確認出来ました。彗星が太陽付近から離れて、観察しやすくなる10月後半からは、日没後の西の空で尾が伸びた姿を楽しめるかもしれません。
今後もときどき、誌面でこの彗星の近況をご報告するかもしれないので、お楽しみに!
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