地域活動応援日誌 Day.17

20／27

■新しい風
集落支援員　谷口 真実

太田の田園風景は、水田が鏡のようで青空が映り込み、早苗が根付いて色濃くなる時期となりました。みなさんの住む5月の風景はどんな風景でしょうか。
交流センター太田の郷を拠点に、集落支援員の仕事を続けて、3年目を迎えます。令和5年度から、太田の郷はさらに大きく前進していきます。今回はその中から、2つの取り組みをご紹介します。
1つ目は、国の支援を活用した施設改修です。現在、支援に申請中です。今回は、太田の郷に併設する旧太田中学校講堂を次のように改修していく予定です。
・太田の郷の施設やグラウンドを利用する地域住民がより快適な環境で集える設備(浴室・水洗トイレ等)
・色選機を移動し農業者の利便性向上や若手農業者や新規就農者支援のための農機の確保と活用の仕組み構築
・「おはつの味噌」を始めとする地域の伝統料理の継承と地域農産物を使った六次産業の取組を行うための設備を整える等
・大人数対応可能な多目的室ホールへ改修
2つ目は、太田地域への移住者支援の取り組みについてです。太田の郷は、移住希望者の対応の相談窓口にもなっていて、農地・空き家の案内を行っています。
太田地域を気に入いる方が増え、現在も待機中の方々が数組いらっしゃいます。気持ちよく新しい環境で住んでいただくために、空き家の確認や、片付け、案内、交流など行っています。空き家があっても、紹介できる物件にならないことが、課題と認識しています。数年前の課題とは逆になってしましました。
このように太田の郷では、みなさんが、より様々な用途で使用でき交流できる施設を目指し日々改善に取り組んでいます。