【Warning】ツキノワグマにご注意下さい!

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■各地でツキノワグマの目撃情報が多発しています
近年、ツキノワグマの生息分布が拡大し、市街地への出没や人身被害の発生などが深刻化しています。
今年度は、全国のツキノワグマ出没件数が、直近5か年の同月比で最多となっており、那智勝浦町内でもツキノワグマの目撃情報が複数挙がりました。
また、ツキノワグマは一般的に12月から冬眠に入りますが、温暖な地域では冬眠しません。
そのため、この地域でも冬にツキノワグマと遭遇する恐れがありますので、住民の皆様におかれましては以下の3項目を参考にツキノワグマ被害を未然に防ぐことにご協力ください。

1.農作業や鳥獣対策を行う際に注意する事項
(1)農作業や柵の点検設置時等には、ラジオ等で音を出してツキノワグマに人の存在をアピールする
(2)特にツキノワグマの行動が活発になる早朝、夕方の農作業や柵の点検設置時は周囲に気をつける
(3)森林などに隣接する農地では、ツキノワグマの潜み場となる周囲の灌木などの刈り払いを実施する
(4)ツキノワグマが頻繁に出没する地域においては、できるだけ単独の作業は避ける

2.誘引物の適切な管理
(1)農地や集落周辺における生ごみや放置された農作物、果樹等がツキノワグマ類の誘引物とならないよう適切に処理する
(2)ツキノワグマ類の侵入を防ぐため、収穫物収納庫の施錠を徹底する
(3)ガソリンや灯油等の揮発性物質も、ツキノワグマ類の誘引物となるため、保管場所等に注意する
(4)鳥獣対策により捕獲した個体がツキノワグマ類の誘引物とならないよう、現地に埋設する場合には、十分な深さに埋設するなど適切に処理する

3.もしも、ツキノワグマに遭遇してしまった場合
(1)落ち着いて、ツキノワグマに背を向けずに、ゆっくりとその場から離れましょう
(2)ツキノワグマを驚かすので、大声を出したり、走って逃げるのはやめましょう

○ツキノワグマを目撃した場合
熊を目撃した場合は、那智勝浦町役場農林水産課(【電話】29-4455)まで、以下の情報をお知らせください。
(1)日時
(2)場所
(3)大きさ
(4)どこに向かって逃げた

お問い合わせ：役場農林水産課農林係
【電話】29-4455