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自治体の皆さまへ

町長のつぶやき

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和歌山県高野町

9月定例議会は、提案した補正予算はじめ全28件について議会の同意をいただき終了しました。その中には前年度決算認定もあり、一般会計において実質収支191,457千円の決算となり、健全財政で安定している事をご報告させていただきます。

さてコロナ禍を乗り越え、国内だけではなく外国人観光客も急速に回復しております。

2019年の外国人宿泊客数108,993名には及ばないまでも、「大阪・関西万博」が開催される2025年には外国人宿泊客数は、新たに目標とした数字達成に現実味が出て来たと感じています。また5月からの「宗祖弘法大師御誕生1250年記念大法会」期間中の入込者数は209,824人、昨年同時期の178,413人に比べ約3万人が増加し、街中では高野山宿坊協会の中央案内所がリニューアルオープンするなど、参拝や観光に関わる好材料でようやく困難な時期を脱したと実感しています。

そのような中、平成30年にオープンした「高野山観光情報センター1.KOYA」は、今年で5年が経過し9月末時点で来館者数は399,839名を数えました。観光に関する情報提供をはじめ、1.KOYAマルシェの仕組みを利用し紙漉きや草木染めなどの体験や地域産品の販売、写真やイラストの展示、関係する市町による物産展が催されるなど多目的に活用され、国内はもとより外国人観光客にも好評でコロナ禍の約3年間もありましたが、一定の役割は果たせているものと思います。

このように来町されるお客様は増加傾向にありますが、コロナ禍や戦争などの政情不安定による燃料・物価高騰等はいまだ住民生活に影を落としています。高野町は物価高騰対策として、町村会より国へ要望し交付された「コロナ感染症対応地方創生臨時交付金」を活用し、生活に欠くことのできない米等や冬の必需品となる灯油等の購入に使える商品券を11月中旬以降に皆さまのお手元に届けられるよう準備を進めております。住民1人当たり8,000円と考えています。少しでもお役に立てばと思います。

まもなく11月、KAD高野山アートデイズ2023、町文化表彰や文化祭、町民ゴルフ大会等が開催され後半には冬支度です。今年はインフルエンザも注意しなければなりませんね。皆様におかれましては気温が下がり乾燥する時期です。「手洗い、換気、うがい等」の感染対策に心がけご自愛ください。

2023.10.6記

高野町長 平野 嘉也

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