毎年8月13日、奥の院の参道2kmに置灯籠やろうそくを灯し、ご先祖をはじめ奥の院に眠るすべての御霊(みたま)を供養する「高野山ろうそくまつり」。
今年は50周年記念事業として、「両界種子曼荼羅(りょうかいしゅじまんだら)*」を竹灯籠で表現した大型オブジェを祈心灯とともに英霊殿前に展示しました。約2か月間にわたり実行委員会の皆さまによって制作されたオブジェの竹あかりが、約10万本のろうそくのあかりとともに石畳の参道を照らし、よりいっそう幻想的な雰囲気に包まれました。
当日は約3万5千人のお客さまにお越しいただきました。開催にあたりご協力いただきました皆さま、ご参拝いただきました皆さまにお礼申し上げます。
*両界種子曼荼羅:真言密教の世界観、諸仏・菩薩を網羅して描いた図を曼荼羅図といい、その図の仏の姿を梵ぼんじ字(種子)等で象徴的に表したもの
問合せ:高野山ろうそくまつり実行委員会事務局(高野町教育委員会内)
【電話】0736-56-3050
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