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≪特集≫高野町見守りプロジェクト(1)

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和歌山県高野町

◆高野町見守りプロジェクトとは?
令和3年10月、子供たちの登下校時の見守り活動を通して安全安心なまちづくりを目指す「和歌山県警子供見守りプロジェクト(高野山グループ)」が発足しました。この活動は、子供の見守りに止まらず、地域住民が一丸となって、犯罪被害防止、交通事故防止のため、自分たちのまちは自分たちで守るという「町全体の見守り活動」へと発展しています。

◆どのような活動をしているのですか?
見守り活動は、時間や場所、年齢や職種に関係なく、「見守り中」と書かれたオレンジ色のタスキやビブスを着けて、思いやりをもって見守るものです。
通勤やお買い物の時にオレンジ色のタスキを着けて歩いていただくだけで、オレンジの輪が広がり、まちの見守り活動に繋がります。

◆参加者の声
見守りプロジェクトにご参加いただいている方々にお話を伺いましたので、その内容をご紹介させていただきます。
▽Aさん 60代 女性
登校時、小学生と一緒に歩いて見守っています。
・参加のきっかけは?
見守りプロジェクトが始まる前のことですが、退職をしたのをきっかけに健康づくりや地域貢献のつもりで、登校する小学生と一緒に学校まで歩いていました。
警察官から「見守り用のタスキを着けて歩いてください」との話をいただき、私も見守りプロジェクトに参加するようになりました。
・どの様なやりがいが?
毎朝、子供たちの元気な声を聞くと、こちらも気持ちが若返る感じがしますし、活力が湧いてきます。
それに「この子、身長が伸びたな」とか、高学年になると低学年の子供たちの面倒を見るようになったりとか、子供たちの成長を間近で見られる喜びがあります。
・今後については?
私が、見守られる側になるまで、続けていきたいと思います。

▽Nさん 70代 男性
小学生と一緒に道路を横断したり、車の通行量が多い場所で見守っています。
・参加のきっかけは?
上司から頼まれたことがきっかけです。
ある時、目の前にいる小学生の女の子から「ここで服を整えていい?」と聞かれたことがあり、服装を整えている姿を見て、「信頼してくれているのだな、良いことをしているなぁ」と感じることができました。
・どの様なやりがいが?
子供たちが道路を横断するのを手助けしていると、バスの運転手さんが笑顔でバスを停めてくれます。知人は手を振ってくれたり、子供の送迎をしている保護者の方は挨拶をしてくれます。
いつも私が同じ場所で見守っていることで、子供たちだけでなく、たくさんの人が安心してくれているかなと感じることができます。
こんなことがやりがいとなって、これからも見守り活動を続けていきたいと強く思うようになりました。
・今後については?
私が見守り活動を続けられる限り、ずっと続けていきたいと思います。

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