高野山奥之院の参道2kmに置灯籠、ろうそくを灯し、ご先祖様をはじめ奥之院に眠るすべての御霊(みたま)を供養する催し「高野山ろうそくまつり」。
昨年50回目を迎え、今年は次の節目に向けてまた次の一歩目を踏み出す、大事な年となりました。
好評だった「両界種子曼荼羅」を今年も英霊殿前に展示し、また中学生のろうそくまつりポスターの展示や、ねぶた教室で作成した小学生による三角ねぶたも参道に並べました。
高野山地区の歩道には、町民の皆さまの願い事が書かれた置灯籠が設置されました。このような町をあげての催しは貴重であるとともに、大切に引き継いでいかなければならないと感じております。
約1000年の長きにわたり消えずに今も灯されている「貧女の一燈(お照の一灯)」から火を分けていただき、その火を参拝の皆さまがろうそくに灯して、8月13日(火)午後6時から9時まで石畳の参道がろうそくの火に包まれました。
開催にあたりご協力いただいた皆さま、ご参拝いただいた皆さまに御礼申し上げます。
問合せ:高野山ろうそくまつり実行委員会事務局(高野町教育委員会内)
【電話】0736-56-3050
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