公共施設再整備通信 No,9

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国では、新しい時代の学びを実現する学校施設の姿(ビジョン)として『Schools for the Future』～「未来思考」で学校施設全体を学びの場として創造する～というキーコンセプトが示されました。現在建設中の学びの交流拠点整備事業におきましても、このキーコンセプトをもとに住民の皆さんや関係者の方々とワークショップを開催し、教育環境の改善と革新的な学びの促進を目指してあらゆる空間で多様な学習・活動ができるスペースを設置しています。

◆小学校の普通教室前に多目的スペースを設置進捗状況
このスペースは、教室との連携を図りながら個別学習、プロジェクト活動、学習相談、プレゼンテーションなど、さまざまな形式の学びが柔軟に行えるように工夫されたスペースデザインとなっています。さまざまな学習活動を通して子どもたちが単なる知識の受け手ではなく、自ら考え、表現し、共創する力(問題解決能力やコミュニケーションスキルなど)を身につけ、小学生段階から社会の構成員としての意識を持ち、公共の精神に基づき社会に参画しようとする力の育成を目的としています。

◆学習環境の充実
現在、小学校普通教室エリアではサッシや空調設備の設置など内装工事が進められております。自然光や良好な空調など快適な学習環境を整備することで、子どもたちが集中して学べる場を提供し、学習意欲向上や子どもたちの健康にも寄与します。

◆大人も笑顔に
この事業は施設の整備だけではなく、児童生徒が「夢中になれるもの」を見つけ、集団生活の中で個性を発揮し、そして力を合わせることを学び、喜びを感じる学校になります。また公民館活動などを通し地域の方々が集まって子どもたちと「わいわいがやがや」と、大人も笑顔になれる空間となり、心豊かな教育環境となることを願っています。

事業の進捗状況に関する最新情報は、高野町の公式ホームページを通じて随時更新しています。専用ホームページでは工事写真なども毎月掲載しています。引き続き、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
何かご質問やご意見がございましたら、お気軽にお知らせください。

問合せ：教育委員会 学びの交流拠点整備事業推進室
【電話】0736-56-3050
【WEBサイト】https://www.town.koya.wakayama.jp/town/manabi/24881.html