公共施設再整備通信 No,10 安全で安心できるまちづくり

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◆防災拠点としての学びの交流拠点
本年1月に発生しました能登半島地震では最大深度7の非常に激しい揺れが観測されました。本町でも「東海・東南海・南海3連動地震」及び「南海トラフ巨大地震」によって震度5弱から震度6弱、「中央構造線による地震」によって震度5強から震度6強が想定されています。また台風や線状降水帯による災害も想定されます。
学びの交流拠点は、多くの児童生徒が一日の大半を過ごす学習や生活の場であり、地域住民が集まる施設です。災害発生時には避難施設としての役割を果たすなど、防災拠点となることが求められています。このため、学びの交流拠点は次の設備を導入することを計画しています。
(1)非常用電源機(72時間稼働)
(2)太陽光発電システム
(3)マンホールトイレ
(4)移動式炊き出し窯・かまどベンチ
(5)防災倉庫
(6)受水槽
(7)充電式非常用照明
また、体育館の床材にも体育館向けの長尺弾性塩ビシートを採用しました。この床材は世界中の国際スポーツ大会に採用されており、高い安全性と競技性を兼ね備えています。水拭きができ、特殊抗菌処理によりカビ等の繁殖を防止します。保温性にも優れ、床面の温度をできる限り維持する最先端の床材です。
避難所として体育館で100名、和室にて高齢者や乳幼児などの受け入れを想定しております。

◆工事の進捗状況
2月上旬に施設全体の棟があがり、躯体工事が無事に完了しました。多くのミキサー車が往来し町民の皆さまにはご不便をおかけいたしました。ご理解・ご協力いただきありがとうございました。現在は内装工事が順次進んでいます。事業の進捗状況に関する最新情報は、高野町の公式ホームページを通じて随時更新しています。専用ホームページでは工事写真なども毎月掲載しています。引き続き、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

何かご質問やご意見がございましたら、お気軽にお知らせください。

問合せ：教育委員会 学びの交流拠点整備事業推進室
【電話】0736-56-3050
【WEBサイト】https://www.town.koya.wakayama.jp/town/manabi/24881.html