新年度がスタートして2か月が経ちました。人事異動もあり、各課もようやく落ち着いてきているものと思います。
◆新体制で今後の政策を進める
今年度は新たに一般職10名、消防職2名を採用し、内1名を和歌山県総務部総務管理局市町村課に出向させております。出向職員の業務は税制に関する部署でありますので、今後の町の政策を進めるためにも、県庁で頑張っていただきたいと思います。期間は1年間でありますので、次年度からも若手の職員を順次出向させたいと思います。若い職員には県庁等の大きな組織の中に入り、様々な交流を通じて役場と県庁をつなぐ職員になって頂きたいと思います。
◆富貴の活性化を応援
さて4月5日に富貴小学校を復活開校することが出来ました。2016年3月に最後の児童が卒業し、その休校式で「時間はかかりますが、地域の皆さんと共に根気よく地域が元気になるように、この学校が再開できるように頑張ろう」と挨拶をして8年、再び本校として復活開校することが出来ました。
この間、地域の活性化の為にワイン用のブドウ栽培から始め(鳥獣被害が主な原因で失敗)、インターネットの光通信の整備、地ビール用のホップの栽培や大和当帰の後継者育成、高野山から富貴に繋がる町道の県道化や分校の開校等、行政ができる事は色々してきましたが、何より地域の皆さん同士の繋がりや地域を盛り上げていくぞ!という行動や熱い気持ちが今の状況に繋がったものと思います。
これからも少しでも長くこの状態が継続できるように、この地域の皆さんの頑張りを応援したいと思います。
◆青葉まつりが開催される
今月8日は「青葉まつり前夜祭」9日は「青葉まつり」です。町民挙ってお大師様のお誕生をお祝いしましょう。私はいつものように大師音頭で参加したいと思います。
結びにそろそろ梅雨の季節に入ります。最近は雨量も極端に増えることも多くありますので、十分備えるようにお願いいたします。引き続き「うがい、手洗い、換気など」を心がけご自愛ください。
高野町長 平野 嘉也
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