11月11日(月)高野山学びの杜において『高野町防災フェス2024in「学びの杜」』を開催しました。
今回の防災フェスは、今後発生する危険性が高い南海トラフを起因とする巨大地震に備え、地域の防災意識を高め、災害時の対応力を向上させるため、各関係機関と地域住⺠が協力して防災力を高めることを目的としたイベントで、天候にも恵まれ約270名の方に来場いただきました。
当日は、秋季火災予防運動の恒例行事である消防署・消防団による消防観閲式、防火防災祈願会にはじまり、防災関係機関の様々な訓練の見学や住民による避難訓練、起震車による地震体験、煙体験、防災講座等で防災・減災について学んでいただきました。
◆挨拶
秋季火災予防運動の恒例行事である消防観閲式・防火防災祈願会に参加する消防職・団員と金剛峯寺自衛消防隊。
町長の挨拶では「この防災フェスを通じて、地域の皆さんの防災意識と地域防災力の向上を一歩でも前に進めることができるよう切に願います」と述べました。
◆避難訓練
南海トラフ巨大地震が発生したとの想定で、周辺の地域に避難を呼びかける放送を流した後、学びの杜アリーナに設営された避難所に次々と住民が避難してきました。
歩行困難な高齢者は、消防団員がリヤカーに乗せ避難所に搬送しました。
◆煙体験
火災で亡くなる原因で最も多い「逃げ遅れ」を防ぎ、火災から命を守ることを目的として、火災時の煙の怖さや避難方法などを疑似体験していただきました。
参加者は身を低くし新鮮な空気を吸うように顔を床に近づけ、煙からの避難の大切さを身をもって実施してくれていました。
◆和歌山県警ヘリ(きのくに)
倒壊家屋から救出された負傷者を吊り上げ、ヘリコプターに収容して安全な場所に搬送する訓練を和歌山県警が行いました。
◆地震発生時には、すぐに避難できるよう日頃から備えましょう。
まずは以下の項目をチェック☑し確認!
□家具の固定
□住宅の耐震化
□感震ブレーカーの設置
□非常用持ち出し袋の準備
□水や食料の備蓄の確認
□避難場所や避難経路の確認
□地域のハザードマップの確認
□家族との連絡手段の確認
など
問合せ:消防本部 総務係
【電話】0736-56-0119
【WEBサイト】https://www.town.koya.wakayama.jp/bousai/information/32362.html
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