◆新鮮で美味しい『地産地消』を届けます。
昨年は勝間屋さん(毎週水曜日)、報恩高野市(毎月21日)、清浄心院さん(毎月第一日曜日)その他、各種イベント等で富貴野菜を手にとっていただいた方、本当にありがとうございました。「“旬を大切に”する。」から美味しい『富貴野菜』は、春にむけて充電期間中です。この期間に農家さんたちは野菜作りには欠かせない土づくりや手仕事をします。その間も、暮らしの中に野菜作りがある様々な人たちのインタビューをお届けします。富貴ってどんなところ?どんな人たちが住んでるの?など、地元野菜を安心して選んでもらえるキッカケになりましたら幸いです。
前田 緑さん 95歳
Q:野菜を作りはじめて何年ですか?
A:はじめは教師をしながら自分の家で食べる分の米作りをしてました。主人が亡くなって田んぼで米が作れなくなってから畑を始めました。だから33年くらいかなぁ。子どもが好きで退職してからも週に3日はピアノと算数を教えてたから、その空いてる時間でやってました。
Q:野菜作りが楽しいな〜ってどんな時ですか?
A:自分で作ったら愛着が湧きます。種を蒔いて草を抜いたりする中で愛情が湧いてくる、それが楽しいです。子どもに野菜を送る時、野菜を通して『気持ち』を送ってる。子どもが喜ぶというのもありますが自分も満足感があって、とても楽しいです。孫もお婆ちゃんが作った野菜は甘いと喜んでくれるし、送った野菜をお裾分けするのをキッカケにご近所とも親密になる。野菜ひとつにも『心』がこもっている。それが大事だと作りだしてから気がつきました。
Q:好きな野菜TOP3は?
A:トマト、とうもろこし、黒豆
息子にお婆ちゃんが元気なのは黒豆を食べているからとよく言われます。
Q:富貴野菜の魅力を教えてください!
A:昔の富貴は『当帰』と『蒟蒻芋』が特産品やったんやで〜囲炉裏で蒟蒻芋育てたんや、芋掘りやひげむしりも手伝ったよ〜。富貴は山仕事をする人もたくさんいました。蚕も皆んな飼ってたで〜。養蚕所を本宅の横に建ててな、畑では蚕に食べさせる桑の葉を作ってました。あ、野菜の話ちがうな〜(笑)
Q:読んでくれてる方にメッセージをどうぞ!
A:目も悪い、耳も聞こえへん、達者なのは口だけ(笑)でも、よく似た年齢の人が一人暮らしでどっさりおるから、それが励みになっています。あとは教え子が社会人や大農家になって地域を守ってくれてるのは嬉しいです。立派になって本当にありがたいです。最後に、子ども達が増えてきて嬉しいです。これからも若い人達には期待しています。
-地域おこし協力隊- 足立 義剛
問合せ:観光振興課 移住定住地域振興室
【電話】0736-56-2780
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