◆新鮮で美味しい『地産地消』を届けます。
昨年は勝間屋さん(毎週水曜日)、報恩高野市(毎月21日)、清浄心院さん(毎月第一日曜日)その他、各種イベント等で富貴野菜を手にとっていただいた方、本当にありがとうございました。“旬を大切にする”から美味しい『富貴野菜』は、春にむけて充電期間中です。この期間に農家さんたちは野菜作りには欠かせない土づくりや手仕事をします。その間も、暮らしの中に野菜作りがある様々な人たちのインタビューをお届けします。富貴ってどんなところ?どんな人たちが住んでる?など、地元野菜を安心して選んでもらえるキッカケになりましたら幸いです。
・富貴暮らしの日常:fuki_labInstagram
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宮口 進さん 95歳
Q:野菜を作りはじめて何年ですか?
A:39年勤めた郵便局を55歳で退社してからだから約40年かな。始めて2年ほどで農業委員になり会長もやりました。当時会長は町長がやっていたので町長以外の人がやるのは初めてでした。
Q:当時どのような活動をされていたのですか?
A:富貴の農業活性化を考えた時に換金作物として当帰が良いと思いました。しかし、富貴に来た3人の業者の価格が違い、難しい時期が続きました。窓口を一本化しようと提案し、同じ当帰、同じ値段でとお願いに回り、3年ほどかかってようやく一本化できました。更に、昔は『富貴の泥当帰』と言われていたので、これを“もみ洗い”したら付加価値が付くのではないか!?と、当帰の生産者を集めて話合いもしました。業者とケンカもしたし、仲直りに行ったり、色々やってきました。その後、当帰のランク付け制度が始まり、Aランクを皆んなが作るようになって、皆んな収入が上がってきたように思います。
Q:好きな野菜TOP3は?
A:大根、白菜、トマト
Q:富貴野菜の魅力を教えてください!
A:野菜作りする上で自然環境が良い!それに尽きる!とくに水、空気、温度が良い。土は皆んな土壌改良しながらやって、どんどん良くなりました。『富貴のトマトは棚持ちが良い』とよく言われて、カタチが崩れず味が良いと評判です。昔から豆類中心に、うすいえんどう(紀州うすい)、ミョウガもたくさん作ってきました。
Q:読んでくれてる方にメッセージをどうぞ!
A:とにかく富貴は自然環境が良い。四季がある。これが一番いい。そして皆んな人間関係が良い。初めはアレかもやけど、付き合ったらスルメみたいなもんでな〜、味出てくるで〜(笑)もうちょっと道が良かったらなぁ〜と思うこともあるけれど、人情があって良い場所です。だから僕はここを離れたくないし、これからも頑張っていきます!
-地域おこし協力隊-足立 義剛
問合せ:観光振興課 移住定住地域振興室
【電話】0736-56-2780
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