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自治体の皆さまへ

(特集)花と緑をたのしもう -2-

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埼玉県さいたま市

■花いっぱい運動で花のあふれるまちを目指しています(令和2年緑化推進運動功労者内閣総理大臣表彰)
本市では、多くのボランティア団体に、駅前や公園、公民館などの公共施設にある花壇を手入れしていただいています。
これらの花壇は、道行く人たちの心を和ませています。

◇市民花壇の維持管理
春と秋の年2回、駅前や公園などにある花壇の植え替えを行っています。また、水やりや除草など日ごろの維持管理を行い、まちの景観向上に取り組んでいます。

◇緑化啓発イベントの開催
毎年、5月3日・4日に、市民の森・見沼グリーンセンター(北区見沼)で開催しています。花づくりなどの講習会や子どもたちが楽しめる催しなどを行い、市民の皆さんが花や緑に親しむ機会となっています。

◇ワークショップの開催
本市では、花や緑にまつわる観光資源をつないで、魅力的な体験や交流を創出する「ガーデンツーリズム」の検討を進めています。2022年度には花いっぱい運動推進会の会員や埼玉大学の学生が参加するワークショップを開催。3グループに分かれて意見交換しながら、市が目指すべきガーデンツーリズムの実現に向けて、アイデアなどを共有しました。

(参加者の声)
さいたま市花いっぱい運動推進会
副会長 引間成子さん
大学生とのワークショップでは、普段はなかなか接する機会のない若い方の意見を聞けたことが良かったです。彼らの意見には花や緑を通じてかなえたい夢や希望があり、刺激になりました。私が所属する花いっぱい運動推進会西区支部では、曜日を決めて、花苗の植え替えや水やりなどをしています。若い人にもぜひ参加してもらえるよう、呼び掛けていきたいです。

◇加入するボランティア団体を随時募集中!
自治会の会員同士の交流を深めるため花壇での活動を行いたい、花が好きな仲間と花と緑のまちづくりに関わりたいなど、花いっぱい運動に興味のある方は、みどり推進課にご相談ください。なお、加入には2人以上で結成した団体などの条件があります。加入の条件や各区の活動などの詳細は、市ホームページをご覧ください。

「さいたま市花いっぱい運動」で検索

■まちなかの花と緑がもたらす効果
緑や自然環境が持つ多様な機能をまちづくりに生かす「グリーンインフラ」の考え方をご存じですか。
私たちが日常的にふれあう花や緑には、さまざまな機能があります。

●緑の役割
◇守る
緑は、CO2を吸収するなど環境対策につながることはもちろん、気候変動に伴う風水害に対しては、雨水を土の中に浸透させることで豪雨災害を軽減したり、地震や火災発生時には避難場所として機能するなど、災害から、都市と人々を守る役割があります。

◇憩う
都市部に緑があることで、自然豊かなゆとりある環境で健康に暮らすことのできる生活空間の形成につながります。また、子育てや健康づくり、レクリエーション、地域活動など、日々の生活に憩いを提供する役割があります。

◇呼び込む
歴史文化を感じさせる社寺や植木などの緑は、まちの個性を表現し、居心地の良い魅力的な都市空間を形成するとともに、人材や企業を呼び込む役割があります。

◇つなぐ
公園や花壇づくりなどの地域にある緑を通じて、様々な人々が交流する機会が生まれます。また、地域のコミュニティを育むなど、人々をつなぐ役割もあります。

■市民連携も全国で評価され活発!
◇さいたま新都心花・緑プロジェクト
さいたま新都心地区の地元の企業や市民などで構成する「さいたま新都心まちづくり推進協議会」が主体となり、さいたま新都心駅周辺にある歩行者デッキや駅の自由通路などで緑化空間の整備と管理をしています。プランターや鉢植えを設置して、まちの景観形成やにぎわいの創出を図っています。

◇OMIYA STREET PLANTS PROJECT(第2回グリーンインフラ大賞国土交通大臣賞受賞)
大宮駅周辺では、歩道部のパブリックスペースに植栽を設置し、賑(にぎ)わいや居心地の良い空間を創出する大宮ストリートプランツプロジェクトを展開しています。今後も、金融機関やまちづくり会社などで構成する「大宮駅周辺グリーンインフラ公民連携プラットフォーム」と連携して、みどりとともにある大宮の豊かなライフスタイルの実現を目指していきます。

問合せ:みどり推進課
【電話】829・1423【FAX】829・1979

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