「運命の10年」から「シンカの10年」へ
本市は、人口がピークを迎えると予想されていた2025年頃までの期間を「運命の10年」と位置付け、総合振興計画に基づく「住みやすい」「住み続けたい」と思えるまちづくりや行財政改革を進めてきました。
その結果、多くの自治体が人口減少を迎えるなか、本市では2035年頃まで人口増加が続くという推計が発表され、人口のピークの到来を10年程度先に延ばすことができました。しかし、将来にわたって成長し続けるためには、いずれ訪れる人口減少の局面においても成長を続けていくための基盤づくりが重要です。
本市の人口がピークを迎えると予想される2035年頃までの間を「シンカの10年」と位置付け、本市の強みや魅力の活用、誰もが住みやすく持続可能な地域社会の実現、災害に強いまちづくり、DXや公民学共創の推進などに取り組んでまいります。市民・事業者・団体の皆さん、そして行政が共に手を取り合い、力を合わせ「シンカの10年」を作り上げてまいりましょう。
さいたま市長
清水 勇人
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