蝉時雨が賑やかに降り注ぐ時期となりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
中央区の7月の風物詩である「与野夏祭り」が13日(土)・14日(日)に開催されます。上町(かみちょう)、仲町(なかちょう)、下町(しもちょう)、上峰(うえみね)地区のみこしが、1日目は揃いで、2日目はそれぞれ本町通り周辺を渡御(とぎょ)します。与野市史によると、古くは各地区の鎮守となっている神社には、それぞれ年に一日ないし二、三日各社で神事が執り行われており、そうした中で「天王様の祭り」とか「夏祭り」と呼ばれた「祇園祭り」が盛大に行われていたそうです。上町氷川神社(本町東)の祇園祭りは、古くは6月15日であったのが、新暦になってからは、月遅れの7月15日を祭日にしており、そのままつい最近まで与野の夏祭りは、例年7月14日・15日に開催されていたようです。昨年は中学生が大勢参加していましたが、今年も若い元気な担ぎ手が増えていることを楽しみに期待しております。本町通りを勇壮に練り歩く長きにわたって受け継がれている歴史あるまつりを一緒に楽しみませんか。
中央区長 北里大介
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