令和5(2023)年4月、北区は誕生して20年を迎えました。そこで、今年度は北区役所と周辺の変遷や、北区誕生以来、区民の皆さんとともにつくり上げてきた協働のシンボルとも言える事業などを特集しています。この20年の歩みを振り返ってみましょう。
~ノーザンハートきたまちの景観~
9月号でも紹介しました“ノーザンハートきたまち”。このまちの大きな魅力の一つに挙げられるのが、整然とした美しい街並み。電線は地中化され、歩道が整備された道路の道幅も広く、空が大きく見えます。そのうえ、様々な植栽で緑豊かな環境が整い、四季の移ろいを身近に感じられます。
また、まちの中心で存在感を示している“きたまちしましま公園”は、夏芝と冬芝を交互に張った芝生による“しましま”が美しく、多くの人にとっての憩いの場となっています。加えて、この公園の外周にはフェンスや塀を作らないことで、敷地が一体的に大きく使われ、開放感を一層高めています。こうした特長が、居住者や来訪者にとって居心地の良い空間をもたらし、老若男女問わずにぎわいのあふれるまちの創出に寄与しています。
振り返れば、新しくまちを作る段階から、行政機関と民間地権者などが、継続的に議論・調整を積み重ねてきました。そして、それぞれが誠実に役割を果たしたことが実を結び、平成16(2004)年のまちびらきから約20年を経た現在でも、変わらぬ美しい街並みが存在しています。
〇北区役所から見た、きたまちしましま公園への眺望
筑波山と富士山を結ぶ軸線が、この地区の中心を通っていることから、これに沿って芝生やプラザノース前市民広場のしま模様を取り入れたデザインになっています。
〇平成16(2004)年のきたまち公園通り開通の様子
〇平成17(2005)年に国土交通省から都市景観大賞「美しいまちなみ特別賞」を受賞した街並み
※詳しくは本紙をご参照ください
問合せ:北区コミュ二ティ課
【電話】669・6020【FAX】669・6161
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