(特別展)煎茶と盆栽~「盆栽」の夜明け
現在の盆栽文化が成立するに当たり、大きな転換点がありました。それが、幕末から明治時代に京や大阪といった上方の文人(詩文や書画など、風雅に携わる人)たちが盛んに開催した煎茶会に端を発する煎茶趣味の影響でした。それまで園芸に過ぎなかった鉢植えが、煎茶会の飾り道具の一つとして取り入れられたことにより、文人好みに改められ、現在に続く盆栽として確立していきました。
文人や煎茶会との関わりとその背景を示す資料を通じて、盆栽文化の成立の過程を紹介します。
期日:2月10日(土)~3月20日(祝)
会場:大宮盆栽美術館 企画展示室 ほか
≪大宮盆栽美術館≫
休館日:木曜日、年末年始
観覧料:一般310円、高校生・大学生・65歳以上150円、小・中学生100円
〒331-0804土呂町2-24-3
【電話】780・2091【FAX】668・2323
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