SIDS(乳幼児突然死症候群)とは、それまで元気だった赤ちゃんが、事故や窒息ではなく睡眠中に突然死する病気です。生後2か月から6か月に多く、まれに1歳以上でも発症することがあります。
予防方法はまだ確立していませんが、次の3つのポイントにより、発症の可能性を低くするというデータがあります。
(1)1歳になるまでは、寝かせる時はあおむけに寝かせましょう
(2)できるだけ母乳で育てましょう
母乳育児が難しい場合も思い悩む必要はありません
(3)たばこをやめましょう
■窒息事故防止のために
睡眠中に赤ちゃんが死亡する原因には、SIDSのほか、窒息などによる事故があります。
・ベビーベッドに寝かせ、柵は常に上げておきましょう
・敷布団・マットレス・枕は固めのものを、掛け布団は軽いものを使いましょう
・口や鼻を覆ったり、首に巻き付くものは置かないようにしましょう
出典:こども家庭庁(参照2024.10.1)
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