こんにちは区長です

6／19

はじめに、この度の能登半島地震において、多くの尊い命が失われ、大変な苦しみが続いている被災地の皆様に深い哀悼の意を表し、心からお見舞いを申し上げます。桜区役所におきましても、一日も早い復旧復興のために、義援金箱の設置、被災地の避難所への職員派遣など実施しておりますが、共に力を合わせ、助け合っていきたいと考えております。
埼玉県唯一の国立大学である埼玉大学は、昨年、創基150周年を迎え、桜区下大久保に根を下ろしてからも半世紀以上、教育研究活動を続けてきた歴史ある知の府です。
また、様々なテーマの市民公開講座やフォーラムを開催したり、熱気あふれる学園祭「むつめ祭」や、冬の風物詩「埼玉大学イルミネーション」なども開催したりと、桜区の活性化を担う拠点の一つでもあります。イベント時にキャンパスを訪れ、楽しまれた経験のある区民の皆さんも多いかと思います。区役所でも連携事業を展開しており、今後も地域社会に貢献する埼玉大学に期待しているところです。
折しも受験シーズンです。埼玉大学の元気なエンジンであり、充実したキャンパスライフを送る埼大生も、ほんの数年前は受験生でした。受験生は、自分一人が孤独に頑張っているように思えて、つらい気持ちになってしまいがちです。そんなときだからこそ、応援してくれる周りの温かい気遣いが、「あと一歩」、と背中を押してくれたと元受験生は語ります。
春まであと少しです。

桜区長　安部　健一