うらわできらめく

4／17

浦和のまちをともに作り上げているあのひと、このひと。
このまちで輝いている方々を紹介します。

英語ディベート全国大会で優勝した市立浦和高等学校インターアクト部。7月に国際大会(チェコ共和国プラハ)が開催され、3チーム(11名)は、英語を母国語とする国を含む各国の精鋭に挑みました。
大会では論題が発表されてから60分後に1人8分間のスピーチを行う「即興型」のディベートで対戦。チームで今まで積み重ねてきた知識を出し合い、論を組み立てて試合に挑みます。「世界大会では、自分のやってきたことが通用することを感じた」と自信あふれる笑顔を見せてくれました。
コロナ禍もあり、3年生は初めて対面形式のディベートを経験することに。対面形式の試合ではディベートの内容だけでなく、身振りで表現する「スタイル」の重要性を感じたと言います。また、大会中には参加国との文化交流も行われ、日本のお菓子や「漢字」に興味を持ってくれた方も多く、親善の場としてもとても素晴らしい時間だったと大会を振り返ります。
英語ディベートは、今まで考えたことのない視点で物事を捉えることができ、一つのことに捕らわれない発想ができることが魅力だと話してくれました。一番大切なのは「あきらめない」こと――。
日々鍛えてきた英語力、思考力で挑んだ夢の国際大会。世界を相手に論戦を交えた経験は、人生の礎となり、将来の夢を叶える「糧」になることでしょう。