浦和のまちをともに作り上げているあのひと、このひと。
このまちで輝いている方々を紹介します。
社会人野球チームの強豪、日本通運硬式野球部。「NX浦和ボールパーク(駒場2-2-4)」を本拠地とし、昭和31年の創部以来、数々の大会で優勝を手にしてきました。今年の夏に開催された「第94回都市対抗野球大会」ではベスト8に進出、惜しくも準決勝への切符を逃したものの、11月に開催される日本選手権大会への出場が既に決まっています。
今回話を伺ったのは、チーム最年長で、今年3度目の野球日本代表にも選出された木南了(きなみりょう)選手。日本通運野球部の魅力について尋ねると、「個々の力を活かし、チーム一丸となって“戦える”ところ。」と力強い言葉が返ってきました。「社会人野球は、認知度としてまだ発展途上にあるカテゴリー。多くの方にその魅力と強さを知っていただき、ぜひ球場に足を運んでほしい。」と、真っ直ぐな思いを語ってくれました。
チームはシーズン中も県内外に赴き、後進への指導を行っています。この日、取材で訪れた「親子キャッチボール教室(浦和区スポーツ振興会主催)」では、多くの子どもたちの笑顔が見られました。いきいきと子どもたちと接する選手たちの姿からは、「多くの人に野球の楽しさを伝えたい」、「日本一になって社会人野球をもっと盛り上げたい」という熱い思いが伝わってきました。
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