うらわできらめく

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浦和のまちをともに作り上げているあのひと、このひと。
このまちで輝いている方々を紹介します。

浦和は、中山道の宿場町として賑わい、明治の建築物など、さまざまな時代の史跡が残っている街です。
今回話を伺ったのは、史跡のガイドや歴史文化講座を行い、魅力あるまちづくりに向けた活動をされているさいたま市観光ボランティア・浦和ガイド会の皆さんです。
仲町公民館が浦和の歴史をガイドするボランティア養成講座を実施したのをきっかけに、平成17年に発足した浦和ガイド会。
寺山さんは「他県から転入し、浦和のことを何も知らなかったので、自分の住んでいる街のことをもっと知ることができれば」と思い養成講座を受講しガイドを始めたと言います。浦和ガイド会の企画イベントや個別ガイドをきっかけとして、地域への興味や愛着を持っていただけると嬉しいですと話してくれました。また、会長の高橋さんは、今後、地域の大切な歴史資産を守り続けていくために、子どもたちに住んでいる地域の魅力を伝える活動など、若い世代への発信をしていきたいと考えています。身近なところにある古い建造物や普段通る道、公園にある彫刻など、浦和のまちには歴史をうかがえる道や風景、美術作品があります。ぜひ、いつもとは違った目線で浦和を散策してみてください。きっと初めて知る「浦和の魅力」に出会えるはずです。
※表紙の彫刻は、昭和56年に浦和駅西口広場の整備に合わせて設置された、彫刻家滝川毘堂作の「武者群像」です。