「地域ゆかりの作家」と「本をめぐるアート」をテーマにしたユニークなコレクションを行ううらわ美術館。文教都市浦和で、文化創造の拠点として活動する美術館の「うら」側、のぞいてみませんか。
◇展覧会準備レポート~広報ただいま準備中!~
約1年にわたる長期休館後のリニューアルオープン企画として、うらわ美術館では近年再び高い関心が寄せられている「新版画」に着目した展覧会「THE新版画版元・渡邊庄三郎(わたなべしょうざぶろう)の挑戦」を11月16日から開催します。
この原稿を書いている8月現在、展覧会のポスター、チラシといった広報物を制作中です。広報のための媒体はSNSを含め多様にありますが、ポスターとチラシは展覧会のイメージを決定づけるといっても過言ではないでしょう。そのため担当者は展覧会の内容や見どころを鑑みながら、広報の方向性をきちんと定めなければなりません。
新しい芸術的な木版画作品を世に出すために、版元として、絵師、彫師(ほりし)、摺師(すりし)と日夜新版画の制作に心血を注いだ渡邊庄三郎ですが、その苦労は如何(いか)ばかりであったのでしょうか。庄三郎の努力は本展覧会でご覧いただく瑞々(みずみず)しい作品の数々に結実しています。
当館のポスターとチラシはどのような出来映えになったでしょうか?
皆さんがこの記事を読むころには、市内各所にも掲出されている予定です。
(うらわ美術館 滝口)
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