うらわ美術館のうら

6／17

「地域ゆかりの作家」と「本をめぐるアート」をテーマにしたユニークなコレクションを行ううらわ美術館。文教都市浦和で、文化創造の拠点として活動する美術館の「うら」側、のぞいてみませんか。

◇収蔵品こそ美術館の核　～収蔵品展の魅力～
話題の特別展はよく行くけれど収蔵品展はあまり見ない、という方は意外に多いのではないでしょうか。収蔵品は美術館のアイデンティティーの中心を成すもので、蓄積してきた収蔵品の魅力を発信する収蔵品展には、その美術館の個性や特徴がよく表れます。
当館で現在開催中の「うらわ美術館収蔵品展：近年収集した現代アートより」は、約1年間の空調設備改修工事休館を経て、リニューアルオープンを迎えることを機に企画しました。休館中に新たにコレクションに加わった現代アートの作品を中心にお披露目します。じっくりアートに浸りたいとき、インスピレーションを得たいとき……そんなふとした瞬間に立ち寄ってみるのもおすすめです(観覧無料)。当館で最も小さな展示室で行うささやかな企画ではありますが、作品はいずれも現在国内外で大活躍中のアーティストによるもので、たいへん見応えがあります。フレッシュな作品との出会いをこの機会にぜひお楽しみください。
(うらわ美術館　松原)