浦和のまちをともに作り上げているあのひと、このひと。
このまちで輝いている方々を紹介します。
(取材日…令和5年10月31日)
浦和のまちと言えば、「サッカー」。サッカーが日常にある文化を、次世代につなげる活動を行っているのが「浦和レッズハートフルクラブ」です。20年以上に渡り、学校や保育施設、クラブが実施するスクール等の場で、サッカーの楽しさと喜びを伝えてきました。「こころ」を育むことを理念としたその活動は、地域の枠を超えて東北の被災地やアジア各国にも広がり、温かいコミュニケーションの輪を生んでいます。
今回取材に協力してくださったのは、かつて浦和レッズに選手として所属し、現在はハートフルクラブで指導にあたる室井市衛(むろいいちえい)コーチ、神野真郎(かみのまさお)コーチ、池田学(いけだまなぶ)コーチの3名。旧浦和市の出身でもある室井コーチは、「プロ引退後、様々な選択肢があった中で、やはり浦和の地に還元がしたかった」と、現在の活動に対する思いを語ってくださいました。
ハートフルクラブは昨年夏、ネパールとタイを訪問、現地の子どもたちとの交流を実施しました。回数を重ねるごとに、現地の方のサポートも増え、継続することの意味を感じているそうです。
大勢の子どもたちがいる中でも、コーチ陣は、子ども一人一人の名前を呼んで指導を行います。それぞれの個性と向き合うことで、仲間を思いやる気持ちや、一生懸命に楽しむことの大切さといった「こころ」あるメッセージを、浦和から世界へ発信し続けています。
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