「地域ゆかりの作家」と「本をめぐるアート」をテーマにしたコレクションを行ううらわ美術館。現在、改修工事のため休館中ですが、休館中もはたらく美術館の「うら」側、のぞいてみませんか。
■うらわ美術館空調設備改修工事 現場レポート(その1)
現在、うらわ美術館では、開館から23年間使用した空調設備の改修工事を進めています。今回は、普段見ることのない改修工事現場の様子をお伝えします。
美術館の機械室には、熱交換器、加湿器、送風機など、たくさんの設備があり、展示室や収蔵庫内の温湿度を一定に保って美術作品を守っています。これから先も美術館の環境を適切に維持していくために、長年はたらいて古くなった機械を解体して運び出し、新しい機械に入れ替える工事が必要なのです。
また、機械室の中だけでなく、ビルの屋上には冷却水を循環させる装置や、蓄ちく熱ねつ槽そうといった様々な室外設備が設置されています。こちらの設備も、今回の改修工事で新しくなります。今まで使っていた設備や機械類を地上に降ろしたり、新しい機械を屋上まで持ち上げたり、クレーン車などを使って入れ替えを行っています。
そのため、美術館があるビルの周辺は通行止めになっているところがあり、ご不便をおかけしています。安全第一で工事を進めていますので、お近くにいらしたときにはご協力をお願いいたします。
(うらわ美術館管理係)
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