今から約100年前、治水橋付近には桜草が広がっており、その美しい光景から「様々な色の糸を使った織物“錦”」にたとえ「錦乃原」と命名され、昭和9年(1934年)に、国の天然記念物に指定されました。その後、戦時末期に食糧増産のため、錦乃原は開墾され、桜草は消滅してしまい、天然記念物の指定もなくなってしまいました。しかし、開墾当時、少しずつ引き取って育て続けていた方々のおかげで自生地の再生が図られ、現在は「錦乃原櫻草園」として再現され、4月にはフェスティバルも開催されています。
■錦乃原櫻草フェスティバル~保存会発足30周年記念~
▽櫻草園まつり
会場:錦乃原櫻草園(荒川左岸治水橋下流側)
4/6(土)~8(月) 9:30~17:00(※)
コカリナ演奏と童謡コーラス(初日10時、11時の2回)、苗の無料配布は3日間(各150株)
▽鉢植え展示会
会場:馬宮公民館(西遊馬236-2)
4/12(金)~14(日)9:00~17:00(※)
馬宮公民館で鉢植えの桜草と山野草を展示します
※最終日は16時まで
問合せ:錦乃原櫻草保存会 都築
【電話】090・8343・7025
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