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自治体の皆さまへ

謹賀新年2025

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埼玉県ふじみ野市

◆地域の絆が息づくまちを目指して
ふじみ野市長 高畑 博

市民の皆さまにおかれましては、希望に満ちた新春を健やかにお迎えのことと心よりお喜び申し上げます。また、日頃より、各種事業におきまして、格別のご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、昨今、激甚化する自然災害が頻発する中にあって、昨年、本市においては、発災時、速やかに情報の収集を図り、迅速な避難情報の発令や必要なところに必要な支援を行き渡らせることができるようにするため、防災情報共有システムなどを導入いたしました。そして、11月には、新システムを最大限に活用して、総合防災訓練を実施したところでございます。これからも市民の皆さまの生命と財産を守るため、あらゆる自然災害への備えに万全を期してまいる所存でございます。
また、昨年は、オールふじみ野市民スポーツフェスティバルやふじみ野キッズランドなどを開催し、子どもから大人まで、たくさんの方の溢れる笑顔に出会うことができました。参加された皆さまにおかれましても、人と人が直接つながる大切さを実感いただけたものと思います。そして、本年は上福岡図書館とステラ・イーストホール棟がリニューアルオープンいたします。市民文化の拠点として、多くの市民の皆さまが集い、憩いの場となることを期待しております。
さて、本年10月、ふじみ野市は誕生20周年を迎えます。現在、市民による第九の合唱を中心とした記念公演の準備を進めております。また、本市のこれまでの歩みを次世代へ記録として残すため、市史編纂(さん)の作業を進めているところでございます。さらに、新年度には、この記念すべき時を市民の皆さまと祝い、未来へつながる契機とするために、さまざまな事業を実施してまいります。
いつの時代も、いかなる時であっても、人の温かさや思いやり、こうした目には見えない心のつながりが大切であると考えております。
本年におきましても、地域コミュニティの醸成を図り、地域の絆を実感いただけるような「あったかいふじみ野市」を創り上げてまいります。
結びに、本年が市民の皆さまにとりまして、健やかで実り多き年でありますよう心から祈念申し上げ、新年のあいさつとさせていただきます。

◆身近で開かれた議会を目指して
ふじみ野市議会議長 島田 和泉

明けましておめでとうございます。謹んで新春のお喜びを申し上げます。
旧年中を顧みますと、記録的な物価高騰や深刻な人手不足に見舞われる中、春闘ではおよそ30年ぶりとなる高水準の賃上げを2年連続で更新し、最低賃金目安の上げ幅が過去最大となるなど、経済に前向きな兆しが見られております。
一方で、昨年1月に発生した能登半島地震や相次ぐ豪雨などの自然災害により、各地に甚大な被害が発生しました。お亡くなりになられた方々に改めまして追悼の意を表し、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。
さて、市議会におきましては、昨年11月に、市の総合防災訓練に合わせて市議会の防災訓練を実施いたしました。訓練では災害時においても、議決機関としての機能を維持するため、市議会災害対策会議を設置し、オンラインによる会議運営訓練、議員によるタブレット端末を用いた災害発生現場などの状況報告訓練などを実施し、市の災害対策本部へ情報共有を行い、防災意識の向上に努めております。
また、議会報告会につきましては、総務・教育常任委員会は委員自ら作成した動画をYouTubeで配信し、市民・都市常任委員会では新たに完成した文化施設を会場にした意見交換会を、生活・福祉常任委員会では市議会と文京学院大学との連携協定による人材交流として、大学生との初の意見交換会をそれぞれ実施し、多くの方に議会活動を知っていただくとともに、参加者の皆さまから貴重なご意見をいただくことができました。今後も多様な開催方法を検討してまいります。
さらに、本年1月には、子ども議会体験ツアーの開催を予定しており、今後も市民の皆さまの負託に応えられる開かれた議会を目指して、さらなる議会活動と議員活動の活性化に向けて全力を尽くしてまいります。
結びに、本年が市民の皆さまにとりまして、希望にあふれる幸せな年となりますよう心から祈念申し上げまして、新年のあいさつとさせていただきます。

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