◆ごみ・生活環境
Q.近くのごみ集積所がカラスのいたずらで、ごみが散乱し、風によって家に飛んでくることがあります。ごみボックスの設置など、市役所から要望していただけないでしょうか。
A.環境課から連絡をし、管理を徹底するように伝えます。隣接地など、近所付き合いで伝えにくい要望については市にご相談いただければ、市が代わってお伝えしていきたいと思います。
Q.東京でイチョウの枝が落下して男性が死亡したことがありましたが、市の樹木の安全性が確保されているか教えてください。
A.公園や街路樹の設置時期などを調べて樹木医の診断を受け、危険であると判定されたものの伐採を行っています。強剪定しなければならない場合、保存を求める人からお叱りを受けることがありますが、万が一の事故に備えなければならないことから、可能な限り樹木の安全性を確認して行っています。
Q.岡山県で水道水から有機フッ素化合物PFAS(ピーファス)が高濃度で検出されましたが、ふじみ野市の地下水の数値はどのような状況でしょうか。
A.PFASは、全国的に高濃度な値が検出されて問題になっています。市は国からの通知が来る前に調査を行い、1リットルあたり5ナノグラムが検出されましたが、国が定める1リットルあたり50ナノグラム以下の基準を大きく下回っており、極めて安全な状況です。
◆道路・交通
Q.ゲリラ豪雨で道路が冠水することがあり、不安を感じています。応急対策でも構わないので排水の対策を取っていただきたいです。
A.現在の排水管は1時間当たり約50ミリ程度を処理できる能力で、全国的に同レベルだと思います。都内などでは100ミリ程度の大雨により溢れるようなことが起きています。台風などでは都市下水路の水量が増えてしまい、新河岸川も増水して溢れることがあります。これまでさまざまな対策をしていますが、短時間にこれほど多くの雨が降るのは今までに経験がありません。今後どのように対策がとれるのか検討を進めたいと思います。
Q.道路の防犯灯が切れている場合は、どこに連絡すればいいのでしょうか。
A.雷などの影響で防犯灯の電子基盤が影響を受けたため、市内のさまざまな箇所で点滅してしまっていると聞いています。市道については点検を進めており、私道についても、自治組織の防犯事業などにおいて点検していると思います。まずは、市にご連絡をいただければ、どこが対応するのかお答えします。
Q.狭い坂道で交通量が多く抜け道として車が多く通ります。一方通行にすることはできないのでしょうか。
A.これまでに一方通行にした道路では、交通量が増え、車の速度が上がる傾向にあります。一度一方通行にすると元に戻すのは難しいので、慎重に検討する必要があります。
◆地域・自治組織
Q.自治組織の加入率は10年前に比べると58%ぐらいから45%まで減っています。加入率を上げるために市でも具体的な取組をしてもらいたいと思います。
A.大きな課題だと思っています。市は、公平性を守らなければなりませんので、自治組織に入っていなければ、これができませんと制約をかけることはできません。生活が便利になってきたことも影響していて、自治組織に加入するメリットを感じなくなっていることも要因の一つと思います。しかし、災害の時を考えてもらいたいと思っています。災害時に約600人の市職員が、11万人の市民のところにすぐ駆け付けることは難しいです。地域のことは、まずは自治組織で助け合ってもらいたいと考えています。
◆行政運営・まちづくり
Q.DXの推進についてですが、ふじみ野市としては今後どのように進めていくのでしょうか。
A.市役所の業務は、DXを積極的に進め、業務の効率化を推進しています。しかし、全てをデジタルにすることがいいとは考えていません。デジタルが不得手な人もいますので、消費活性化クーポンのような全市民を対象としたものは、デジタルではなく紙で対応しています。自治組織のDX推進は、自治組織によって温度差はあるかもしれませんが、市としては、自治組織が望む方向に協力していきたいと考えています。
Q.現役世代が減っていくと、税収の減少が予想されます。市の歳入確保として、企業誘致などの政策はありますか。
A.ふじみ野市は埼玉県内でも4番目に面積が小さく、11万人が暮らしています。その中で約3万人が65歳以上となります。三角交差点から下赤坂へ向かう付近に工業誘致できるエリアがあるのですが、流通系の倉庫会社は都市計画法の制限により誘致することができません。土地利用のハードルが高くなっているため、頭脳的な企業の誘致を進める政策もあると思います。
企業誘致も進めつつ、現役世代の人に多く住んでいただきたいと考えています。学校の整備など、若い人が魅力を感じる子ども優先のまちづくりを掲げて、今後も子育てのしやすいまちをアピールしていきます。さらに、道路の整備や、高齢者にとっても移動しやすいエリアを作っていくことで、多くの人に魅力を感じていただけるのではないかと思います。
●令和7年度 タウンミーティングの予定
市内全域を対象とした8カ所の公共施設で開催を予定しています。ぜひ参加して皆さんのお声をお聞かせください。
問合せ:広報広聴課
(【電話】049・262・9003)
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