教育だより(1)

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■令和5年度　町内小中学校の目標と取り組み
豊かな知性と感性を育む三芳教育の実現へ各小中学校の目標と取り組みをお伝えします。

◆三芳中学校
○「美点凝視」の視点で生徒集団の質を高める学校づくり
本校は開校七十七年目を迎える伝統校です。「継承の中の創造」のもと、伝統を継承しつつ創造的な教育活動を展開し、家庭・地域との連携を深め、信頼される学校づくりを推進します。今年度も「美点凝視」と「厳にして慈」を掲げ、「生徒集団の質を高める指導を中核に据えた学校経営」を展開し、学校教育目標(「格好いい中学生/・学ぶ生徒、・貢献する生徒、・優しい生徒、・健康な生徒」)の具現化に取り組みます。「美点凝視」の視点で、生徒の良いところを見出し、認め、褒め、励まして伸ばす指導と、「厳にして慈」の視点で、厳しさの中に優しさと温かみのある指導を展開し、生徒の自己肯定感を高めます。また、生徒相互が尊重し合い高め合う指導により生徒集団の質の向上を図り、学力の向上、いじめの防止、不登校生徒の減少を図ることを目指してまいります。

開校年：昭和22年
校長：渋谷　勝

◆三芳東中学校
○自らの成長を実感できる学校を目指して
開校四十七年目を迎え、よき伝統を継承し、学校教育目標に「心豊かな生徒」「意欲的に学ぶ生徒」「たくましく生きる生徒」を掲げ、教職員が一致団結して教育活動に取り組んでおります。本年度は、「確かな学力と自立する力の育成」「豊かな心と健やかな体の育成」「生徒指導・教育相談の充実」を重点課題として、学力・体力の向上、ICT機器を活用した個別最適で協働的な学びの推進、不登校・いじめ問題への対応、生命の教育の推進、体験活動の充実等、具体的な取組を推進してまいります。また、「生徒が輝く場の創造」をスローガンに、学校の教育活動において、生徒が主体となって活躍する場面を創造し、生徒の自己肯定感・自己有用感の高揚につなげていきたいと考えています。

開校年：昭和52年
校長：林　武嗣

◆藤久保中学校
○『藤中プライド「あいさつ・返事・言葉づかい」』を掲げて
本校の学校教育目標は「自ら考え進んで行動する生徒」、めざす生徒像は「自らよく考え意欲的に学ぶ生徒/心豊かで思いやりのある生徒/健康でたくましく生きる生徒」です。令和5年度は、新たに『藤中プライド「あいさつ・返事・言葉づかい」』を掲げ、教育活動を展開してまいります。また一人一人の指導を充実させ、保護者、地域から信頼を受け、応援していただけるような学校づくりを推進してまいります。そして「Afterコロナ」を見据えた教育課程を編成し、「学力・体力の向上(授業力の向上)」「GIGAスクール構想の推進」「いじめ防止・不登校対策」「生命の教育の推進」を重点・努力点とし、「チーム藤中」を合言葉に、教職員の力を結集し、『学びと笑顔に満ちた元気な学校』の構築に努めてまいります。

開校年：昭和59年
校長：田川　一義

◆三芳小学校
○生き物と暮らし、ふるさと三芳を誇りに思える子に
開校百三十四年目となる今年度は、十七学級、四百六十五名の児童、四十三名の教職員でスタートしました。今年度も「ルールを守る子　チームワークをつくる子　ベストをつくす子」を学校教育目標に掲げ、学校・家庭・地域が一体となって教育活動に取り組んでまいります。昨年度は、全校児童、保護者、地域の方々、教職員の手でビオトープを整備しました。ビオトープの活用を通して、児童自らが自然環境の大切さを理解するとともに、本来の武蔵野の自然を学校の中に作り、生き物と一緒に暮らし、多くのことを学び、地球環境を守っていってほしいと思っています。そして、ふるさと三芳を誇りに思える子供に育ってほしいと思います。そのために、教職員一丸となり、子供たちが生き生きと活動し、生きる力をはぐくむ学校づくりに励んでまいります。

開校年：明治22年
校長：河野　公子

◆藤久保小学校
○子どもが輝き、子どもが伸び、子どもが大好きな学校
『子どもが輝く学校、子どもが伸びる学校、子どもが大好きな学校』を目指す学校像とし、今年度も
・組織としての学校力の向上
・確かな学力の育成
・豊かな心と好ましい人間関係の育成
・体力の向上と体育、健康教育の推進
・個に応じた支援の充実
・安心、安全な教育環境の整備
・新型コロナウィルス感染症対策の継続
・特色ある教育活動の推進
に、教職員一丸となって学校づくりを進めます。特に、個に応じたきめ細かな指導の充実と質の高い授業を通した学力の向上と、児童個々の状況に応じた教育支援に重点的に取り組みます。保護者、地域に開かれ、信頼される魅力ある学校づくりに努めてまいります。

開校年：昭和45年
校長：宇佐見　宏一