特集 絆のまつり(1)

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■第31回みよしまつり
町の一大イベント「みよしまつり」。31回目を迎えた今年も、たくさんの人が訪れました。今回は特別に姉妹都市のマレーシア・ペタリングジャヤ市からダンサーを迎え、国際交流を実施。町の人々とたくさんの絆が生まれました。

三芳の夏と言えば、みよしまつり。毎年住民の数より多くのお客さんが訪れる、町の一大イベントです。
9月7日(土)。第31回目となったみよしまつりが晴天に恵まれた中で華々しく開催されました。屋台が立ち並び熱気に包まれた会場。そこに集まった人々を盛り上げたのは、お囃子や太鼓、ダンスなどのパフォーマンスの数々です。今回は特別ゲストとして姉妹都市であるマレーシアのペタリングジャヤ市(以下PJ市)からダンスチームが参加。エキゾチックなパフォーマンスで来場者を沸かせました。

◆海を越えた絆
「みよしまつりはとてもすてきなイベント。盆踊りや御輿など、日本の文化は本当に魅力的ですね」と目を輝かせるダンサーたち。三芳町には9月6日(金)～9日(月)まで滞在し、地域の人々や子どもたちと交流を深めました。
マレーシアからやってきたダンサーたちが町の人々とつないだ絆―。今月の特集では、まつりを中心に生まれた、たくさんの出会いを振り返ります。

◆マレーシアとの歩み
三芳町とマレーシアの交流が始まったのは約 30 年前。きっかけはペタリングジャヤ(PJ)市と東入間地区の、青年会議所の姉妹提携でした。これからも未来へ向けて多くの絆をつないでいきます。

平成24年　町内中学生のマレーシア派遣開始
平成29年　PJ 市と三芳町姉妹都市を提携
令和2年　2020年東京パラリンピックで共生社会ホストタウンに認定
令和5年　2025年東京デフリンピックトレーニングキャンプに関する協定締結

○POINT(絆)　マレーシア・PJ市ってどんなところ?
マレーシアはマレー半島とボルネオ島の一部から成り立っています。日本からは飛行機で約7時間。人口は約3,350万人でマレー系・中国系・インド系など多数の民族で構成されている多民族国家です。PJ市はクアラルンプールの隣にあり、人口は約60万人です。

■Miyoshi Festival 2024
「ダンスで心をつなぐ」
まつりに出演したマレーシア・PJ市のダンサーたち。情熱的なパフォーマンスが感動を呼び、ステージは大きな歓声に包まれました。

夕暮れに舞い踊る色とりどりの衣装。まつりのステージに出演したPJ市のダンスパフォーマンスは大歓声のなか、幕が上がりました。
「たくさんの人が見に来てくれて嬉しかった。楽しんで踊ることができました」と振り返るダンサーの皆さん。夕方と夜、2回のパフォーマンスでマレーシア文化のきらびやかな魅力をたっぷりと伝えました。
「最高だったよ!」とハイタッチを求める人や記念写真を撮る人に囲まれ、終演後のダンサーたちは大人気。海を越えやってきた異国のダンスが、町の人々と新たな絆をつむぎました。

○POINT(絆)　輪踊りで広がる絆の輪
まつりで行われた輪踊りにダンサーたちも参加。他の参加者と一緒に輪になって踊り、日本のまつりの楽しさを共有しました。