■令和6年の犯罪発生状況(9月末現在)
県内では、子どもに対する声かけや高齢者を狙った振り込め詐欺などの犯罪が依然として後を絶ちません。
東入間警察署が令和6年(9月末現在)の間に認知した犯罪の件数は1,262件で、前年同時期と比べ39件増加しています。特殊詐欺については認知件数46件で、前年同時期と比べ2件減少しています。地域の皆さんには日頃から、警察活動へのご理解や自主防犯活動へのご協力をいただきありがとうございます。これからも地域の安全・安心のため、ご協力をお願いします。
令和6年 東入間警察署管内犯罪認知件数(9月末現在)(9月末現在)
◆住宅を対象とした強盗等事件に対する防犯対策
近隣自治体においてハンマー等で窓ガラスを破壊するなどして住宅に押し入り、住民に暴行を加えるなどして多額の現金を奪う強盗事件などが発生しています。下記の内容に注意しましょう。
・在宅時・外出時・就寝中も必ず施錠を徹底する。
・訪問者に対しては不用意にドアを開けずインターフォン越しに対応する。不審に感じた時は、ためらわずに110番。
・防犯設備機器等を設置し、活用する。
◆防犯のまちづくり
「犯罪の機会をつくらせない・与えない」ことをめざし、子どもたちの見守りや防犯カメラの設置など、地域で協力して防犯環境を整えることが大切です。また、「ながら歩き」や「子どもの一人遊び」をしないなど、リスクの高い行動を避け、身の安全を守りましょう。
・音楽を聴きながらなどの「ながら歩き」をしない。
・子どもの一人遊びは避ける。防犯ブザーを用意する。
■特殊詐欺被害防止対策
東入間警察署管内では毎日のように詐欺電話がかかってきています。最近は、親族を名乗り「果物を送った」などと警戒心を和らげるような電話でお金やカードを騙し取ろうとする手口が確認されています。
◆特殊詐欺に遭わないために
▽今すぐできる詐欺対策
・在宅中でも留守番電話に設定
犯人からの電話に出ないことが大切です。
・知らない番号からの電話は出ない
出る前に番号を確認しましょう。
・怪しい電話がかかってきたら家族や警察に相談
1人で判断せず周囲に相談しましょう。
▽不審な電話に出てしまったら…
・「おれ、おれ」と言われたらペットの名前を言う
家族なら間違いに気づくはず。合言葉も効果的です。
・「風邪で声が出ない」と言われたら、生年月日を聞く
家族でしか知りえないことを質問してみましょう。
・「携帯の番号が変わった」と言われたら、前の番号を聞く
一度電話を切り、前の番号に電話してみましょう。
◆知識だけで詐欺は防げない!
役場や金融機関などを名乗る電話で「還付金が受け取れる」とATMに誘導し、お金を騙し取る詐欺が多発しています。被害に遭った人も振り込め詐欺のことは知っていました。知識だけでは詐欺被害を防げません。「電話に出る前に相手を確認する」「詐欺ではないかと常に警戒する」など、今から習慣をつけていくことが大切です。
▽こんな言葉に注意!犯人の言葉集
(1)カードを交換する(預かる、渡す)
(2)封筒を送った
(3)お金が戻る
(4)携帯(カバン)を失くした
(5)ATM(コンビニ)に行ってほしい
(6)口座(暗証番号)を教えてほしい
令和6年東入間警察署管内特殊詐欺被害件数(9月末現在)
問合せ:
自治安心課自治協働・防犯担当【電話】内線268・269
東入間警察署【電話】049-269-0110
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