◆1 未来を切り拓く力の育成
主体的に学び続ける力・豊かな人間性・健やかな体をバランスよく育むとともに、グローバル化する社会の持続的な発展に向けて一人一人の多様な才能や能力を生かす教育を推進します。
○主体的に学び続ける人材の育成
協働的な学びを通して主体的に学びに向かう力を育成するために、探究的な学習を中心とした学びを推進します。また、子どもの学びに向かう力を高める非認知能力「みよしの力」の育成に取り組みます。いじめの防止等のため、いじめを早期発見、早期解決するとともに、いじめのない学校づくりに取り組みます。
さらに、体育授業・学校体育活動の一層の充実を図り、体力を高めるとともに、救命教育にも取り組みます。
1 学力を伸ばす教育の推進
2 新しい時代に求められる資質・能力の育成
3 豊かな心と健やかな体の育成
○グローバル化に対応できる人材の育成
社会のグローバル化に対応し、日本の伝統文化への誇りを高め、これからの国際社会で活躍できる子どもを育成する国際理解教育を推進します。「グローバルアクション事業」では、英語の4技能(話す・聞く・読む・書く)をバランスよく育てるとともに、英語検定の取得を促進するため、受験料補助の拡充や、専門講師によるオンライン対策講座の開設、小中学校や公民館を準会場とした町内における受験環境の整備を進めます。
1 グローバル化の進展に対応する教育の推進
2 グローバル化に向けた確かな英語力の育成
◆2 すべての子どもに学びの保障
子どもが抱える課題解決に向け、子ども一人一人に向き合い、相互に多様性を認め合い、すべての子どもの可能性を引き出す学びを進めます。
また、次世代を見据えた教育政策を推進します。
○多様なニーズに対応した教育の推進
Anyone(だれでも)・Anytime(いつでも)・Anywhere(どこでも)、すべての子どもの可能性を引き出す3Aプランを推進し、誰一人取り残されない学びの保障を実現します。子どもの不安や悩みを発見し、不登校を未然に予防する「不登校予防メソッド」を作成し、早期発見・早期対応を推進します。中学校に校内教育支援室「すてら」を設置し、一人ひとりに応じた多様な学びの場の確保と、すべての子どもの社会的自立を目指します。
1 教育相談体制の充実
2 不登校対策の充実
3 特別支援教育の充実
○多様性を尊重する教育の推進
自分の大切さとともに他の人の大切さを認め、自立する力を養う人権教育、福祉教育、「いのちの教育」、主権者教育に取り組みます。また、「人権感覚育成プログラム」の活用や「人権教育講演会」の実施、性の多様性を尊重する学習等を通じて、人権を尊重する教育を推進します。校内の教育相談体制を充実させるとともに、教職員を対象に「ゲートキーパー研修会」を継続して実施し、ゲートキーパーとしての知識や自殺防止のスキルを習得します。
1 人権教育・生命を尊重する教育の推進
2 主権者教育の推進
◆3 地域まるごと学びの創出
子どもから高齢者まで生涯を通じて自ら学び、生きがいや自己実現などにつながる環境づくりを進めます。また、生涯学習活動を通じて家庭や地域で共に学び支え合う社会の実現に向けた取組を推進します。
○豊かな地域を育む、社会教育活動の推進
社会教育・生涯学習団体、地域活動団体、個人、事業者等多様な方々の力や地域資源が連環する社会教育活動や地域・学校・家庭と連携した人権教育・啓発推進事業を推進します。公民館では、フリーWi-fiを館内に導入し、学習環境の向上や利用者の拡大等をめざすとともに、災害対策本部と連携して避難所機能の充実を図ります。図書館ではスムーズな本の貸出や資料整理、蔵書管理の効率化を目的にICタグ・自動貸出機を導入し、サービスのデジタル化を推進します。
1 地域支援を実践する社会教育活動
2 地域との共創による、青少年健全育成活動の推進
3 主体性・多様性を尊重した、人権教育活動の推進
4 生涯にわたる読書活動の推進
5 生涯学習を支援する公民館活動
○文化財の保護と郷土学習の推進
文化財は、地域の歴史や文化を理解するうえで欠くことのできない貴重なふるさとの財産です。先人達が守り伝えてきた文化財を継承し続けることで、地域住民や後世の人々がより豊かに暮らせる町となります。地域住民が文化財に触れる機会を増やすため、文化財の調査研究を進め、文化財を身近に感じられるよう、歴史民俗資料館や旧島田家住宅においてその成果をわかりやすく展示・公開するとともに、子どもたちの郷土愛を育むための体験活動を推進します。
1 文化財の活用
◆4 学びを支える環境づくり
子どもたちが快適で安全に活動できる教育環境を整え、ICTを活用し、楽しみながら深く学べる学習環境を整備します。また、教職員の資質能力の向上や働き方改革を推進します。
○質の高い教育環境の充実
教職員のICT活用指導力の向上を図り、1人1台端末や大型電子黒板を活用した質の高い教育を推進します。また、「デジタル・シティズンシップ教育」を推進するとともに、教科横断的な学びである「STEAM教育」を推進します。定時退勤推奨ウィークの導入、統合型校務支援システムのより効果的な活用等により教職員の業務の負担軽減と業務改善、教職員の意識改革に取り組みます。
1 次世代を見据えた教育の推進
2 教職員の資質・能力の向上
3 教職員の働き方改革
○安心安全の学習環境整備と適正化
安全で快適な教育環境を整備するために、藤久保中学校トイレ改修工事や小中学校体育館への空調設備設置工事等を実施するとともに、小中学校に防犯カメラを設置します。また、学校再編等審議会による審議を継続し、小中学校の学校再編計画策定に向けた取組を進めます。学校給食については、調理場内の衛生管理の徹底に努め、地場産のみよし野菜を献立に積極的に取り入れるとともに、子どもにみよし野菜を生かしたレシピを募集する等、地域の特色ある学校給食を通じた食育を推進します。
1 教育環境整備の充実
2 安全で豊かな学校給食の提供
問合せ:教育総務課
【電話】内線533
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