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令和6年度 三芳町の予算

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埼玉県三芳町

町では、厳しい財政状況の中、限られた財源を活かしサービスを行っています。税金がどのように活かされているのか。令和6年度予算案の概要をご報告します。
※予算概要の詳細を町HPで公表中。

■借入金の状況
○年度末借入金(地方債)残高
一般会計の残高
令和4年度決算額:約111億円
令和5年度見込額:約105億円
令和6年度見込額:約105億円
令和6年度は藤久保地域拠点整備事業、道路用地取得事業、小中学校改修事業等における事業費の財源を確保するため、借り入れを予定していますが、年度末借入金残高については、令和5年度見込額と比較しほぼ同額となる見込みです。

■特別会計予算

■一般会計当初予算の推移

過去5年間の推移

■持続可能な財政運営
町の財政状況は、堅調な税収等により改善傾向にありますが、将来負担への備えなど引き続き持続可能な財政運営に取り組む必要があります。
こうした中、令和6年度一般会計予算案を編成し議会に上程しました。予算案の可決により、町が実施する事業が決定したので予算の内容を公開します。

■一般会計の概要
町の自主財源である町税は、増収が見込まれる一方、不安定な経済情勢による下振れリスクを抱えています。また、「福祉・医療・介護」などの社会保障経費や公共施設の老朽化対策等の将来負担増が見込まれます。これらの将来負担を見据え、限られた財源の中でも行政サービスを確保できるよう、既存事業や新規事業等を充分に精査し予算を編成しました。
予算総額は149億8,449万4千円、対前年度比11.0%の増となりました。
歳入の主なものは、町税が全体の51.0%を占め、国庫支出金12.6%、町債9.0%、地方消費税交付金6.4%、県支出金5.9%、繰入金4.5%となっています。
歳出の主なものは、民生費が全体の34.0%を占め、続いて総務費21.0%、教育費12.7%、土木費9.2%、公債費9.0%、衛生費6.0%となっています。
また主な事業としては、(1)藤久保地域拠点整備事業、(2)道路改良事業、(3)都市計画道路用地取得事業、(4)小中学校施設整備事業、(5)こども医療費支給事業、(6)集会所整備事業、(7)国際交流事業などを予定しています。

■特別会計の概要
特別会計は、予算を使用する用途が限定されています。一般の歳入歳出予算と区別して行われている会計です。町には国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険・地方公営企業法が適用される水道事業、下水道事業の5つの特別会計があります。
特別会計の中でも国民健康保険は、1人当たりの医療費が増加傾向にあるものの、被保険者が減少しているため、予算も減少となりました。後期高齢者医療については、年々被保険者数が増加していますが、医療給付費負担金等の予算の一部を一般会計に移管したことにより、大幅な減少となりました。
介護保険は、介護保険事業計画の見直しに伴い、前年度に比べ若干の増加となりました。
企業会計の水道事業では、継続的な安定給水のため、本年度は配水管布設替と受変電設備の更新を行います。下水道事業の主な事業は、排水管布設と中継ポンプ場の施設の更新を行います。

問合せ:財政デジタル推進課
【電話】内線415

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