厚生労働省では、毎年11月30日(いいみらい)を「年金の日」としています。高齢期に備え、将来の生活設計について考えてみませんか。
■年金の必要性
私たちの人生には、自分や家族の加齢、障がい、死亡など、さまざまな要因で、自立した生活が困難になるリスクがあります。こうした生活上のリスクは予測することができないため、個人だけで備えるには限界があります。そこで、これらに備えるための仕組みが公的年金制度です。
○老後の資金が心配…
老齢年金→保険料を納めた期間などに応じた額が支給されます。
○もし、事故に遭って障がいが残る状態になったら…
障害年金→障がいを負ったかたの年金の納付状況等、条件を満たした場合、障害等級などに応じた額が支給されます。
○もし、一家の働き手が突然亡くなってしまったら…
遺族年金→亡くなられたかたの年金の納付状況、遺族年金を受け取るかたの年齢等、条件を満たしているかたに支給されます。
■国民年金保険料の免除・納付猶予制度を知っていますか?
収入の減少や失業などにより国民年金保険料を納めることが難しい場合は、未納のままにせず、免除や納付猶予などの手続きを行いましょう。いずれも本人からの申請が必要です。
・免除…保険料の全額もしくは一部(4分の3、半額、4分の1)が免除となる制度
・納付猶予…50歳未満のかたを対象に納付を猶予する制度
・学生納付特例…在学中の納付を猶予する制度
※各制度についてくわしくは市ホームページまたは日本年金機構ホームページをご覧ください。
【HP】6078
■マイナポータルから国民年金手続きの電子申請ができます
対象手続:
・国民年金第1号被保険者加入の届出(退職後の厚生年金からの変更等)
・国民年金保険料免除・納付猶予の申請
・国民年金保険料学生納付特例の申請
※処理状況や申請結果も確認することができます。
スマートフォンで24時間365日いつでも!
【HP】9016
問い合わせ:
・国保年金課【電話】930-7704
・越谷年金事務所【電話】048-960-1190
※音声ガイダンスが始まりますので、ご相談の内容に応じてお進みください。
加入・免除申請等の場合…音声ガイダンス(2)から進み(2)へ
老齢年金等の給付の場合…音声ガイダンス(1)から進み(2)へ
・日本年金機構ホームページ【URL】https://www.nenkin.go.jp
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