国民健康保険制度は、平成30年度から都道府県単位で財政運営を行うようになりました。
本市ではこれまで、加入者の皆様の負担を出来る限り抑えてきましたが、今後は、県内自治体で異なる保険税率を統一する目標を掲げている「埼玉県国民健康保険運営方針」を踏まえ、県が算定する標準保険税率(※1)に向けて、段階的に税率等の改定を進めていきます。
より健全で安定的な財政運営を図るための改定となります。加入者の皆様には、ご理解ご協力をお願いします。
■改定の内容
国民健康保険税は、「医療給付費分」「後期高齢者支援金等分」「介護納付金分」の3つの課税区分で計算され、その合算額が保険税となります。令和6年度の改定内容は、下の表のとおりです。
■令和6年度改定の影響額 ~世帯人数別モデルケース~
世帯人数別のモデルケースで、保険税改定の影響額(年額)を算出しました。
○単身世帯
・65歳単身
・年金収入 153万円
・所得 43万円
年税額:(改定前)10,800円→(改定後)11,400円
○2人世帯
・70歳代夫婦
・年金収入 240万円
・所得 130万円
年税額:(改定前)134,100円→(改定後)140,800円
○3人世帯
・40歳代夫婦と未就学児
・給与収入 600万円
・所得 436万円
年税額:(改定前)518,500円→(改定後)554,100円
○4人世帯
・50歳代夫婦と就学児2人
・給与収入 700万円
・所得 520万円
年税額:(改定前)660,000円→(改定後)704,400円
問い合わせ:国保年金課
【電話】930-7703【HP】7695
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