文字サイズ
自治体の皆さまへ

【市民のひろば】スポットライト~人・仲間~

20/54

埼玉県上尾市

■ゆるーく楽しく考える。インターネット配信番組「ゆるカルらぢお」
◇ゆるカル 代表 生井 圭子(なまい けいこ)さん(向山在住)、安藤 由美(あんどう ゆみ)さん(大谷本郷在住)
「未来のためにいいことしよう!」そんな言葉から始まる「ゆるカルらぢお」。環境にやさしくって何だろう? 何をすればいいの? そんな疑問にゆるーく寄り添う、インターネット配信の番組です。今回は、ゆるカル代表の生井圭子さんとメインパーソナリティーを務める安藤由美さんにお話を伺いました。
ゆるカルとは、「ゆるく」と「エシカル」を合わせた造語です。エシカルとは倫理的なという意味が転じて、人や社会、地球環境、地域に配慮した考え方や行動という意味でも使われます。「環境に配慮してと言われても、話の規模が大きすぎて難しいし、よく分からない。まずは肩の力を抜いてゆるくエシカルな行動をやってみよう」と仲間と「ゆるカル」というサークルを作りました。例えば、買い物の際、運送にかかる費用やエネルギー、自給率のことも考えて、なるべく地元の野菜を買うなど「ゆるく自分でできることをやる」それがゆるカルだと言います。「最初、地産地消で上尾のグルメを仲間と食べに行きました。これもゆるカルです」と笑います。
「ゆるカルらぢお」を始めたのは、安藤さんの「ラジオのような番組を作って発信しよう」という一言がきっかけでした。「コロナ禍でギスギスした世の中になっていて、人と人とがつながるきっかけを作れないかと考えていたので、二つ返事でやろうと答えました」と生井さんは言います。さまざまな話題に対して表面だけを見て判断せず、いろいろな視点を持って考えて欲しいと言う2人。内容は環境だけでなく、グルメ、防災、選挙など多岐にわたります。「楽しくないと続かない」を合言葉に、強制しない、頑張らないでみんなができることを、かみ砕いて分かりやすく伝えるよう心掛けているそうです。ゲストが出演するなど、番組を通したつながりも広がっています。
聞いた人の気づきと人と人とのつながりを作る「ゆるカルらぢお」。月2回更新する放送はまもなく3年目を迎えます。未来のために自分で考え、一歩踏み出すきっかけになってほしいと、これからもゆるく発信し続けます。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU