ウクレレのアンサンブル演奏って何?
原市地区
山口悟(やまぐちさとる) さん
上尾市の公民館では、多くのサークルがいろいろな活動をしています。今回は大谷公民館で土曜日に月2回、楽器・ウクレレ勉強会を開き、さらに各地で演奏会を開催する大谷ウクレレサウンズ(大谷US)を紹介します。
平成17年7月、講師に伊東朝今男(けさお先)生を迎えた2カ月間のウクレレ教室が始まりました。その教室が終わった9月、有志で勉強を続けましょうと結成されたのが、大谷USです。現在の構成員は12人です。
結成当初は「リズム演奏」でしたが、数年後にメロディ、リズム、トレモロ、ベースなどの演奏パートを受け持つ「アンサンブル演奏」になっていきました。宮明正紀(みやあきまさのり)前会長は「アンサンブル演奏はオーケストラのように演奏に深みがあり、聴いていても楽しいです」。三嶋敬宣(よしのり)副会長は「私も最初、ウクレレを弾いていましたが、半年後からはベース担当になりました。ウクレレを演奏することは今はないのですが、大谷USの会員です」と話します。
昨年9月に会長になった渡辺勝洋さんは「大谷USは19年目。福祉施設、文化祭、音楽祭などでコンサートを続け、昨年12月に結成以来101回目のコンサートを迎えることができました。演目は大人向けの曲から幼児向けまで100曲くらいあり、例えば『昴(すばる)』『ジングルベル』『北の国から』など、お馴染みの曲ばかりです。これも伊東先生がウクレレ用に弾きやすく編曲してくれるおかげです。この記録は、演奏を聴いてくださる人たちがいるからできたことですので、伊東先生と会員同士で喜びました」とその足跡を話します。
大谷USは「基本コードを弾ける人」を募集しています。ウクレレに興味のある人はぜひ、大谷USの皆さんと心も通わせるアンサンブル演奏を楽しんでみませんか。
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