「事業のドア」は本年度に市が行う新規・拡充事業の中で、特に注力していく「次代を担う人への投資・活力と賑わいの創出」に分類される25事業について、目的・必要性・効果などをお知らせするコーナーです。市の方針やその考え、事業費を市民の皆さんに知っていただくため毎号1~4事業を取り上げ紹介します。
■民間スイミングスクールを活用した水泳授業のモデル事業を実施 5,672万円
◇事業の目的
上尾市では、プール施設の老朽化、維持管理や水質管理などに教職員の負担が生じている課題に対応するため、「上尾市立学校の水泳授業及びプール施設のあり方基本方針」を定めました。
この方針に基づき、令和5年度から質の高い水泳授業を目指し、民間スイミングスクールを活用した水泳授業のモデル事業を実施しています。
◇児童生徒・保護者・教員の声
令和5年度は4校(小学校3校、中学校1校)で実施し、モデル事業の効果を検証するため、アンケート調査を行いました。
児童生徒からは「楽しかった、良かった、続けたい」、保護者からは「屋内水泳施設のため良かった(天候、衛生面、温水)」、教員からは「負担軽減になった、専門的な指導が良かった」など、好意的な意見が多くありました。
令和6年度は8校(小学校6校、中学校2校)へ拡大して実施しています。
◇事業の効果
・専門的な指導による児童生徒の泳力向上
・屋内水泳施設による質の高い水泳授業の実施
・天候に左右されない計画的な水泳授業の実施
・学校プールの維持管理に係る教職員の負担軽減
・学校プール施設の維持管理・更新経費の削減
◇水泳授業の流れ・様子
※詳細は本紙またはPDF版をご覧下さい。
問合せ:新しい学校づくり推進室
【電話】775-9469【FAX】776-2250
■緊急サポートセンターを開設 132万円
◇事業の目的
ファミリー・サポート・センターでは、地域ボランティアが子どもの預かりや送迎を行っていますが、事前面談が必要なため急な依頼や病児・病後児(風邪や発熱など)の預かりには対応できませんでした。
新たに緊急サポートセンターを設置し、急な依頼や病児・病後児にも対応を拡大することで、緊急の保育ニーズの受け皿となります。
問合せ:子ども支援課
【電話】783-4962【FAX】774-5342
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