【市政ニュース】事業のドア

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「事業のドア」は本年度に市が行う新規・拡充事業の中で、特に注力していく「次代を担う人への投資・活力と賑わいの創出」に分類される25事業について、目的・必要性・効果などをお知らせするコーナーです。市の方針やその考え、事業費を市民の皆さんに知っていただくため毎号1～4事業を取り上げ紹介します。

■市英語クラブの設立　1,333万円
◇事業の目的
市英語クラブ(イングリッシュサロン)は、部活動地域移行推進事業における新規事業であり、英語に係る地域クラブとしては、全国初の事業になります。
部活動地域移行推進事業は、子どもたちの「休日の活動」を、学校教育の一環としての「学校部活動」から、生涯学習の一環としての「地域クラブ活動」に移行することを目的として進められています。
イングリッシュサロンでは、子どもたちの「もっと英語を話したい」「もっと英語を学びたい」を叶えるとともに、「誰でも、気軽に、『生きた英語』を楽しめる」ことをテーマとし、英語による表現活動を中心とした活動を実施します。
イングリッシュサロンの実施を通して、「地域クラブ活動に参加した際の生徒の満足度や感想」「地域クラブ活動を運営する際の参加費の設定」「事業をマネジメントする際の準備や対応」などの検証を行い、本市における文化芸術活動に係る地域クラブ活動の選択肢拡大につなげていきます。

◇事業の背景
令和5年度に実施した、全国学力学習状況調査の結果から、英語で表現する力(特に「話すこと」)が全国的な課題になっています。
学校現場での英語の授業に加え、「生きた英語」に触れる場を設けることで、現在、市が取り組んでいる「上尾市英語力向上プラン～進んで英語を話せる上尾の子～」のさらなる充実を図ることができると考えています。
これまで市では、「休日のクラブ活動」に係る事業を、スポーツに関する活動において実施してきましたが、今年度、文化芸術に係る新規の事業として、イングリッシュサロンを設立することにしました。

問合せ：指導課
【電話】775-9672【FAX】775-5633

■荒川堤防整備附帯事業　530万円
◇事業の目的
「上尾市かわまちづくり計画」の一環として、令和6年10月に荒川堤防平方地区での社会実験を予定しています。荒川河川敷のにぎわい創出に向けて、訪問者の基本情報、訪問目的、計画に対する評価など、多角的な情報をモニタリング調査により収集し、今後の上尾市かわまちづくり計画に活用します。社会実験詳細は、後日公表します。

◇実験結果の活用方法・狙い
今後堤防上部の整備を進めるにあたって留意するべき事項や現計画の方向性などを整理するため行います。

問合せ：建設管理課
【電話】775-8597【FAX】775-9906

■民間保育所の保育士　人材確保を支援　5,783万円
◇事業の目的
安心安全な保育を実施していくために、保育士の人材確保は必須です。
そのため、新たに市内の民間保育施設で働き始める「新卒保育士」などに対し、施設を介して就職支援金を支給し、市内での保育士の雇用を促進します。
また官民協働で保育士向けの就職説明会を開催し、保育現場から遠のいている「潜在保育士」などの復職につなげていきます。

問合せ：保育課
【電話】775-5044【FAX】774-5342