特集 外国人の方のために私たちができること〜多分化共生社会を目指して〜(2)

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■外国人×高校生(交流しました)
▽外国人
・伊奈町日本語教室　「日本語いいな」
▽高校生
・伊奈学園総合高等学校
・国際学院高等学校
・栄北高等学校

日本語教室に通う外国人の方と国際交流に興味のある町内の高校生が、インタビューを通して交流しました。母国の話や趣味、好きな食べ物や音楽などの話で盛り上がりました。

▽母国の自慢できるところを教えてください。(西尾さん)
・マリさん
出身はフィリピンです。
「おもてなしの心」が一番の自慢です。隣の家に行けばご飯を出してくれるとか、誰に対しても、おもてなしをします。

▽日本語をどのように勉強していますか?(室屋さん)
・オマイラさん
「伊奈町日本語教室日本語いいな」で勉強しています。簡単なことも難しいことも聞いたらすぐに教えてくれるので、みなさんに感謝しています。

▽伊奈町に来て困ったことはありますか?(大武さん)
・リンさん
いろいろな手続きがわからなかったことや家を借りるときに保証人が必要だったことです。
日本人の友達や知り合いもいないので、働いている会社の方に協力してもらいました。

▽伊奈町のすごいと思ったことやお気に入りの場所を教えてください。(永山さん)
・オマイラさん
自転車や徒歩でいろいろな所に出掛けていたら素晴らしい場所を見つけました。それは、「伊奈氏屋敷跡」です。ほかにも、桜まつりやバラまつり、伊奈まつりなどのイベントが大好きです。

▽10代の頃に将来の夢はありましたか?(西尾さん)
・リンさん
バイクが大好きなので、バイクに乗って世界中のいろいろなところへ行くのが夢でした。日本一周は2か月で達成しました。北海道が一番楽しかったです。
・マリさん
学校の先生になりたかったです。

▽来年から海外の大学へ進学する予定です。なにかアドバイスをお願いします。(大野さん)
・リンさん
たくさんの人と話して友達をつくることが大切です。
・オマイラさん
ポジティブな考え方を持つことです。友達と良い関係をつくって、日本と外国の文化をよく知ってください。

▽これからチャレンジしたいことはありますか?(淺野さん)
・マリさん
介護施設で働いているので、介護福祉士の免許を取ることです。何年かかっても取りたいと思っています。
・リンさん
日本語能力試験で一番難しいN1レベルを取りたいです。

▽外国人の方のために、私たち高校生にもできることはありますか?(室屋さん)
・マリさん
外国人に興味を持ってほしいです。若いうちから英語を勉強してください。英語を話すことができればどこの国に行っても困ることはないと思います。
・オマイラさん
面白い質問ですね。逆に、みなさんがどう考えるか教えてほしいです。
・大野さん
お互いの母国語を教え合いたいです。
・大武さん
お互いの国の文化で交流してみたいです。
・西尾さん
このような日本語教室で一緒に勉強したいです。

■交流を終えて
▽伊奈学園総合高等学校
・淺野胡桃さん(2年)
好きなことや趣味でつながることができると思いました。近所にも外国人の方が住んでいるので、もっとコミュニケーションを取って交流してみたいです。
・西尾亜寿実さん(2年)
外国人の方も高校生や地域の方と関わりたいと感じていることを知りました。私も機会があればまた参加してみたいです。

▽国際学院高等学
・大武真成さん(3年)
今回の交流でたくさんコミュニケーションを取ることができ、異なる世代のいろいろな国の文化を学べたので、とても良い機会になりました。
・大野愛美さん(3年)
言語や文化などの違いがあったとしても、まずは明るく元気にコミュニケーションを取ることが第一だと感じました。

▽栄北高等学校
・永山琴羽さん(3年)
日本語教室があることを初めて知りました。町で困っている外国人の方を見かけたら、日本語でも英語でもまずは声をかけることを心掛けたいです。
・室屋柚々保さん(3年)
学習者の方から、日本語の難しいところを聞くことができ、とても良い機会になりました。日本語教室のことをみなさんにも知ってほしいです。

問合せ：コミュニティ推進課
【内線】2321