ノロウイルスによる食中毒や感染性胃腸炎は、冬場に多く発生します。ノロウイルスは感染力が強いため、保育園や学校、病院などで発生すると急速に広がる恐れがあります。
■感染防止対策のポイント
▽しっかり手洗い
トイレやおむつ交換の後、調理前、食事前などは、石けんをよく泡立てて手を洗い、流水で十分にすすぎましょう。「洗う・すすぐ」を2回繰り返す「2度洗い」が効果的です。
▽食品の十分な加熱
食品は中心温度85℃~90℃で90秒間以上加熱しましょう。特にカキなどの二枚貝は、ノロウイルスを持っていることが多いため、生で食べることを控え、調理の際は、ほかの食品を汚染しないよう注意しましょう。
▽清掃と消毒の徹底
調理器具はよく洗ってから、熱湯や塩素系消毒剤などで消毒しましょう。
■※おう吐物や下痢便の処理に注意!
感染した人のおう吐物や便には、多くのノロウイルスが含まれます。使い捨てのマスクと手袋を着用し、周りに広げないよう雑巾やタオルなどで汚物をしっかりふきとった後、塩素系消毒剤を用いて消毒しましょう。処理した後は手洗い、うがいをよく行いましょう。
問合せ:鴻巣保健所
【電話】048-541-0249
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